福祉用具専門相談員として某企業でアフターメンテナンスや配送業務をしている。
基本的にお客様はとっても親切で優しいw
お年寄りは本当に優しい方が多い。
俺は若い頃ずいぶんと周りの人たちに迷惑をかけ、両親や兄弟に心配や苦労をかけて来た。
それをずっと考えもせず、やりたいように生きてきた。
そんな俺がなんとなく福祉の業界に入った。
はじめは・・・
「日本人の平均寿命も延びているし、これからは福祉の仕事だな」
って軽い気持ちで入ったんだが、実際中に入って仕事としてやってみると、そんな単純で軽い気持ちで出来る仕事ではなかった。
ひとりひとり状況が違う中、限られた福祉用具の中から、その方に最適なものを選定し、提案する。
健常者と違い、利用者の方はその福祉用具が体の一部として機能することで、何とか歩けたり、日常生活、社会参加が出来るのだ。
その体の一部を我々が選定するのだから、責任は重大である。
選定した福祉用具がその方に合っていなければ、かえって行動範囲を狭めてしまったり、生活自体が困難となってしまうのだ。
お年寄りはみな一様に謙虚で辛抱強い。
だから多少の不自由を感じても堪えてしまう方が多い。
それでは福祉用具専門相談員としては失格である。
謙虚なお年寄りが何でもフランクに話してくれる、良い関係を築けるようにと日々正直な気持ちで話をさせてもらっている。
お年寄りに薄っぺらなお世辞や駆け引きは通用しない。
本音で正直に語ることで、俺っていう人間を知ってもらい、そして俺のことを信頼してもらえるようにと心掛けて常にお客様に接している。
こんな俺でも何か人の役に立てたら、俺の行動でだれか一人でも幸せな気持ちになってもらえたら
そんなことを考える。
お年寄りは国の宝である。
一番苦しいところを命を削って頑張ってくれたおかげで、今の平和で安穏な社会が存在する。
戦争も知らない俺が言うのはおこがましいが、これは周知の事実である。
小さくなってしまった、力も弱くなってしまった、しわしわのお年寄りのおかげで俺たちは存在するということを、今一度考えてみて欲しい。
俺はこの仕事に就いて、人の優しさというものを再認識した。
お年寄りに幸せな気持ちになってもらおうと思って、逆に幸せを分けてもらって帰ることが多々ある。
現場は決して楽ではないし、待遇も良いとは言えないかもしれない。
でもね、幸せになれる仕事なんだね~
幸せを感じたい方は是非続いてほしいねw
次からは現場の話をちょっとずつ書いていこうかなって思う。
結構閉鎖的な世界だから、もっとみんなに知ってもらいたいからね。
