プチ旅行で福井県にある曹洞宗の大本山、永平寺へ。約780年前の1244年、道元禅師が開いた修行僧の教育機関だ。
8月初め、緑が眩しい境内に足を踏み入れた。
蝉の声が全山に鳴り響く境内だが、そこは不思議な静けさに包まれていた。
境内図
観世音菩薩像
一葉観音像
道元禅師が24歳で宋に渡る最中に、荒海の船中で座禅し、経文を唱えた折に出現して海が静まったという観世音菩薩。
門前の蓮華が美しい。
掃除が行き届いてどこも美しい。
こんな境内にいると心が静まってくる。
自然の中に隠れている秩序が露わになっているからだろうか、こちら側が整ってくる感じだ。
寺に足を踏み入れる〜
巨大な達磨の脇に布袋様が立っている。
しばし、心が洗われる思いだった。
ここは永平寺に至る途中〜JR西日本の九頭竜湖駅前〜福井の恐竜博物館から出張してきたのだろうか? 恐竜が出迎えてくれた。