学校も夏休みになる頃 なんだか胸のざわつきも気になり時候のお便り代わりにラインしてみた。
既読が3日つかなかった。
何かあったのかな、やっぱり迷惑だったかな、様々な事を考えてラインを送ったことに後悔した。
「遅くなってごめん。」
一ヶ月後の返信だった。御父様のご逝去で連絡が遅れたというのだった。
矢張。
昔からこの胸のざわつきは感が冴えている体質のようだ。
お悔やみを申し上げて御父様との思い出を語った。
携帯電話の普及前は大抵実家か自宅の電話番号を教えていた。今ではあり得ないだろう。
こともあろう、自負するが私は普通に、頻回に電話していたおかしなヤツだった。
ある時、200キロ程ある実家までの道を歩いて帰省すると先生が言うから心配でご実家に電話したことがある。最初に出たのが御父様で声がそっくりだったのにびっくりしたことがあった。
海外へ行かれているときもエアメールを送るためにお世話になった。
それらを話すとそっか…と御父様との思い出を噛みしめる様子だった。
家族ぐるみで私は好きだったようである。
続く