完全版 水木しげる伝
いやーおもしろかった。
ゲゲゲの女房を読んでる時からそんなにおいはしていたけど、期待どおりでしたね。
子供のころの、後に妖怪の伝道師となる大きなきっかけになる「のんのんばあ」との
思い出や多感な少年時代、そして徐々に同世代の若者と趣味嗜好が違ってくる青
年期、このあたりでさらに面白くなってきてついに戦争に突入!戦中のご自身の体
験と、戦況と戦場での惨状を濃密に描いてあります。
そして終戦、復員してからの生活、マンガを描くようになり結婚、その後は「ゲゲゲ
の女房」でおなじみのストーリーに・・・。
水木さんの実体験が主体になっているから、結婚した後の四十年ぐらいはあっとい
う間に物語が進んでいくので、この時代の水木家のことは「ゲゲゲの女房」を観たほ
うが解りやすいかも。
なんといっても戦中の内容が濃い!当たり前だとは思いますが、やはり南方での現
地の人との出会いを含めこの頃の体験が相当インパクトがあったんでしょうね。
私はそのあたりが一番楽しめました。戦争中のことを楽しむなんて不謹慎かもしれま
せんが、このマンガと水木サンという人はなんかそうさせる魔法のようなものがあるよ
うに思います。
今度は水木さんの戦記モノを読んでみたいなぁ。
マンガ 水木しげる伝
左から、(上)戦前編 (中)戦中編 (下)戦後編
各\861
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