妄想日和 -2ページ目

妄想日和

韓国ドラマ二次小説や海外ドラマ二次小説を書いていきたいと思っています


只今、宮廷女官若曦の二次小説を掲載中


妄想を綴ってます、
よろしくお願いします(*^^*)

ドラマ沿い、5~6話の間くらいの話








「男だとか女だとか関係なく、ただ真の友になれるわ」


今、言われたかのように鮮明に思い出すことができる言葉


真っ直ぐな瞳、真っ直ぐな言葉に十三皇子は驚いていた



最初に見たとき、若曦のことをただ美しいだけの女の子と思っていた十三皇子だったが、明玉と喧嘩したとき、酒を初めて共に飲んだときを知ってその考えを改めた



皇太子からは′命知らずの十三妹′と呼ばれ、関われば関わるほど自分達は似ていることに気づく




(自由を何よりも望み、しがらみを嫌い、緑蕪にも身分関係なく接してくれた君と私は友になれた)




「最近は随分嬉しそうだな」


「そりゃそうさ!なんたって私は生きているうちに知己に出会うことができたんだから」


「・・若曦か」


「あぁ、若曦は凄いんだ
考え方や発想が他の誰とも違うのだけど、とても理にかなってるというか、若曦が言うと納得してしまうんだ
この間もこんなことがあって・・・」


「どんなことだ?」




習字をしている第四皇子の横で酒を飲んでいた十三皇子


話は政務のことや皇太子、兄弟たちのことだったりするのだが、その時は無表情だった四皇子が若曦の話になったらその顔に感情をさらけ出す




十三皇子は四皇子に気付かれないように笑う




兄上は気づいているのだろうか、若曦と友になってから幾度も若曦の話をするようになったが本を読んでいても茶を飲んでいても、趣味の習字をしていようが      ′必ず′    その手が止まっていることに


今だって興味のないような顔をして聞いているが、習字の手は止まり口許には秘かに笑みを浮かべていることに



若曦に出会う前にはなかった四皇子の態度に若曦は心の中で称賛する




(君に出会ってから四兄上は感情を表に出すようになった
冷たいように見える四兄上だが誰よりも優しく賢い人だから、私以外にも兄上を理解してくれる人が必要だ)




それが若曦であって欲しい

若曦ならきっと四皇子を理解し、支えてくれる



十三皇子には四皇子と若曦が寄り添いあい、幸せそうに笑い合う姿がありありと想像できた



たまらずにくっと笑う十三皇子に四皇子はキョトンと不思議に眺める



「なんだ、突然笑いだして」


「いや、ただ四兄上は気付いているかなって」


「私が?なにをだ」


「若曦の話を聞いている時は何をしてても′必ず′手が止まるってことをさ」


「・・・・・・」



目を見開き固まってしまった四兄上に、十三皇子は今度こそ堪らずに大きな声で笑ってしまった


その笑い声は四皇子の屋敷中に響き、しばらくやむことはなかった





(君は幸せを呼ぶきっかけ)


一番の友と一番の兄が共に幸せになってくれたなら、私も幸せだ