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こんにちは、みんなの目標達成をサポートする愛知の学習コンサルタント杉浦直樹です。

現在、みなさんの学習(特に英語学習)をサポートする学習コンサルタントという仕事をしています。よろしくお願いします。

 

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今回もクライアントの方から頂いた、英語学習に関する質問に答えたいと思います。
質問内容は、先日読んだ本で、「自分のレベルに合った本の多読さえしていれば英語力は自然に上がっていく」というのを目にしたのですが、本当ですか?というものです。

答えは限定的にはYESというもので、限定的に効果的な方々は
1.小学生未満の子供
2.TOEICスコア800点以上の上級者
3.帰国子女もしくは英語が身近な存在の人
の三種類の方々でした。

それに加え、英文読解においてバックグラウンドの知識は非常に重要であり、多読はバックグラウンドの知識を得るのに効果的な学習法であるということを書きました。

また、多読を行う際の注意点は
4.自分のレベルに合ったテキストが必要
5.中学レベルの文法を理解していること
6.文章をチャンクで区切ることができること

詳しくはこちらをご確認ください!

多読はやり方次第で毒にも薬にもなる!意外と知らない多読の正しいやり方1

多読はやり方次第で毒にも薬にもなる!意外と知らない多読の正しいやり方2

今回は、多読を行う上での効果的な学習法について書いていきたいと思います。

多読の効果的学習法

7.とにかく読み進む

まず、最初にあげる効果的な学習法は、とにかく読み進むことです。内容がわからなくてもとにかく前へ読みすすめてください。前へ読み進めていくうちにだんだんと内容を理解していくものです。なぜなら、英文(特に説明文)は後ろに行くほど、話の具体性が増すからです。英文の構造は新聞に似ています。最初に主張があって抽象度が高い文章から始まっていき、その後、理由や具体例などの具体的な情報で最初の主張を補強していきます。ですので、後半になるにつれて、話の具体性が増すため内容を理解しやすくなります。ですから、最初わからなくても大丈夫なのです。だんだんと文章内容をイメージしやすくなるので。

8.辞書を引かない

次に、辞書を引かないで読み進んでいくことがポイントです。まず、多読する場合辞書を引いていると調べる回数が増え、なかなか読み進まないからです。そうしなければ、文章を読んでいくリズムが生まれません。次に、辞書をその都度引いていると、文脈から単語の意味を推測する力が身につかないからです。
英語学習において単語力は必要不可欠です。それは学習者のレベルがいくら上がっても同様です。単語力が上がれば、その分、文章の読みやすさは確実にアップします。しかし、単語力だけに頼るのは問題です。なぜなら、英語は言語である以上、どれだけレベルがあがったとしても、知らない単語はいくらでもあるからです。
ですので、文脈から単語の意味を推測する力は必須なのです。

9.音声があればシャドーイング

最後は、また出てきましたシャドーイングです。シャドーイングは以前のブログでやり方については、扱っているのでこちらで確認してみてください。

実は、多読とシャドーイングはかなり密接に関係してきます。
シャドーイングの特徴は音声のスピードでこちらもイメージしながら話さなければいけないことです。ですので、とにかく読み進む必要がありますし、辞書で調べる暇もありません。また、音声の区切りはチャンクの区切りですので、チャンクごとに区切り意味を、把握する訓練にもなります。ですので、シャドーイングは多読と非常に相性がいいのです。
しかし、多読教材全てを同じようにシャドーイングしていては、シャドーイングのトレーニングが分散してしまいます。ですので、やり方としては、多読で使用した文章をシャドーイングで使い通すというやり方がいいかと思います。つまり、とりあえず、どんどん多読で読んだことのある文章を増やしていき、復習も兼ねてシャドーイングを行っていくのが効果的です。そうすれば、文章量を確保した上、一文一文を落とし込むことができます。

以上、多読に関する注意事項と学習法でした。

10.まとめ

多読に向いている人
1.小学生未満の子供
2.TOEICスコア800点以上の上級者
3.帰国子女もしくは英語が身近な存在の人

多読学習の注意点
4.自分のレベルに合ったテキストが必要
5.中学レベルの文法を理解していること
6.文章をチャンクで区切ることができること

多読の効果的学習法
7.とにかく読み進む
8.辞書を引かない
9.音声があればシャドーイング

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引用:多読はやり方次第で毒にも薬にもなる!意外と知らない多読の正しいやり方3

https://vecs2018.com/reading-howto3/