ただただそこにある

“じぶんの気持ち”

を拾っていく。

その場の雰囲気に流された、

誰誰に言われたから、

と他責にせずに。

このあいだ、頭の中が真っ白になる出来事がありました。

真っ白になる、というか、フリーズする、というか、そういう感じの事が。

以前のわたしなら、その場で、頭がフリーズしながら、真っ白なまま、自分の気持ちを確かめることなく、その場の雰囲気や勢いといった流れに、あっという間に身を委ねていたと思います。

その場の流れで「あ、はい」と機械的に返事をしてしまうように。

でも、今回は、

１）自分のあたまがフリーズしていること

２）自分のあたまが真っ白なこと

３）自分がモヤモヤとした違和感を感じていること

４）今すぐに、このモヤモヤや違和感を言葉で表現できないこと

を、混乱や動揺の中で、自分自身が受け止めているのを感じました。

そして、わたし自身が、話をしていた相手に、先に書いた４つを言葉にして伝えていました。

例えば、昨年の今頃のわたしだったら、伝えていなかったと思います。

伝えることをはじめから諦めていたし、伝えようなんて思いもしなかった、という方が正確かもしれません。

「あなたの今の話に、違和感を感じているんです、わたし」

「なんなら、ちょっと傷ついたとも感じています」

「だから、今のお話に、わたしはYesとはお答えできないんです」

「そして、今すぐに気持ちを言葉に表現できないんです」

１年前の自分が、今の自分を見ているとするなら、

「そういう意思表示が、よくできたもんだなぁ」

と、驚くと同時に、

「そういうふうに、言いたい場面が今までに何度もあったね」

と、少し悔しさも感じているかもしれません。

ただただそこにある“じぶんの気持ち”を拾っていく。

その場の雰囲気に流された、誰誰に言われたから、と他責にせずに。

いくら、社会の空気が、その場の空気が、何かを要請してきたとしても、自分の気持ちに正直でいるかどうか、それを選ぶのは、自分の責任だから。

それは、どんな生き方をしていても、どんな仕事をしていても、どんな働き方をしていても、どんな状況にあっても。

少し大げさに書いてしまいましたが、いつもならショートケーキを選ぶところを、きょうはザッハトルテにしてみるみたいに、“いつもと少しだけ違う選択をする”ということをしてみた、というお話でした。

ということで、ザッハトルテをどうぞ^^

“じぶんの気持ち”を拾った日の記録。