わたしに初めて彼氏が出来たのは24、5歳の頃で相手は出会い系で知り合った同い年の関西人。
お酒も飲まない、男友達いない、友達に紹介してーとか絶対言いたくない、言えない。
見た目にも自信がない。
そもそも家族に男がいないわたしは男性との接し方が全くわからず恋愛に対して半ば諦めモードだった。
でもやっぱり心の底には恋愛をしてみたいという気持ちは少なからずあって、出会い系で探してみよう!となった訳である。
メールのやり取りをしている時は関西の人だし会うことはないだろうと思ってたけど彼がわたしをめちゃくちゃ気に入ってくれていて会いに都内まで来てくれる事になってそんなに会いたいと思ってくれてるなら、、と会ってみる事に。
見た目は痩せ型で背は低め、ヒゲ、黒髪ロン毛(しかもスーパーロング)当時のわたしにとってはタイプではなく優しそうな人だなぁ、出会い系でもまともそうな人っているもんだなぁという感想(スーパーロングヘアだけどね)
そんな見た目なのにバンドマンでもなく怪しい雑貨屋店員でもなく普通の派遣社員という不思議ちゃん。
初デートは新宿御苑。
彼の複雑な家庭の話を永遠と聞きバラが咲いてないバラ園を眺めてエストで蕎麦を食べたような。
わたしのことが好きだ!という気持ちはとても伝わってきたけどその日は告白されず別れる。
翌日この歳になって交際人数0人はマズイと危機感を持ったわたしは彼に電話し告白をするよう促し受け付き合う事にする。
年齢=恋人いない歴だからって、そんなの気にしなくていいよ!と当時の私に声を掛けてあげたい!!
しかも彼からの告白の言葉は『オレの女になってくれや』でした。
恥ずかしかったんだろうけどなぜチンピラ口調だよ。
多分半年以上付き合ってた。
そんなに裕福ではなかっただろうに毎回デート代は出してくれて旅行にも連れてってくれた。
旅館の夕飯時頼んだ飲み物を一杯も飲まないうちに全部こぼしたり
当時人気絶頂だった前田敦子のことも全く知らないすこーし残念な人だったけど
猫好きで歳の離れた妹を可愛がっている本当に優しかった。
彼がわたしの就職祝いを買ってあげると言ってくれて、予算を聞いたらめっちゃ安くてテンションだだ下がった当時のわたしを叱ってやりたい。その気持ち,優しさだけで満足しろ欲に目が眩んだバカ女め!と。
月一でいつも関西から高速バスで会いにきてくれた。
月一しか会えないのにわたしはちっとも寂しいと思わなくて、これはきっと好きではないんだなと気付いたら連絡する頻度も少なくなり初めての彼との関係は自然消滅。
今までの人生後悔なんてした事無かったのに5年くらい経った今、ようやく初めて付き合った彼は人間的にも見た目も良かったよなぁと思うことがある。
最初で最期の恋にしておいたら良かったのかもとも思うことがある。
過去の恋愛なんて振り返ったって何の意味もない事はわかりきってるはずなのに人間っていうのは記憶があるから本当に厄介。
そのあとこのクソ女は様々なクソ男と関係を持つことになるぞ。