昇給について考える(1) | すきにいわせろ

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いろいろブログを再編しまして、ここは何に使おうかと考えたら、
いろいろな問題について、言いたい放題にやっちゃおうということにしました。見てくださる方の気分を害さないように気をつけます。吹奏楽関係はgentilis.netに移行しました。

さて、まもなく新入社員のみなさんは

初めてのお給料をいただくときがやってきます。


私もかれこれ20数年前

初めてのお給料をいただいたわけですが

実習と称して、会社のいろいろな事業所を回っていたので

親にお礼もせずに終わってしまったような気がします。


みなさんはどうでしたか?


それと同時に、1年を無事過ごしたみなさんには

昇給といううれしいお知らせが待っています。

1年に1回?定期的に昇給するものを

定期昇給(略して定昇)といいますが、

そもそも昇給とは、自社の従業員に対して

入社から定年までの期間において

大きな貢献をしていただくということを目的に

考えられた制度だと思います。

そして、それは我が国独特の

「長期雇用制度」とあいまって、力を発揮してきました。


安定的に長期間雇用され、

かつ

毎年お給料が上がる


事により、将来設計が可能になっていたのです。

しかしながら、バブル崩壊後の経済状況は

その制度の維持を難しくしています。


そこで昨今、「定昇の見直し」が叫ばれているわけです。


つづく