さて、実務的に「安全衛生教育」をおこなう場合の
注意点をあげてみましょう。
(ここでは、時間外になるとかならないといったことは省略します)
Ⅰ.教育対象者のレベルに応じた教材・レジュメ等を準備する。
Ⅱ.具体例を多く掲げてわかりやすく、かつ実務に応用しやすくする。
Ⅲ.同じ内容でも手法を変えて、何回も繰り返す。
Ⅳ.聞く側の理解を確かめながら講義を行う。
Ⅴ.教育を行った内容を記録する。
Ⅵ.効果を把握する。
それぞれどのようにして、これらのことを実行するかは
各自お考えください。
一例としては、聞く側の理解を確かめながら講義を行って行くには
講義の途中に質問をしたり、作業を挟むなどが考えられます。
安全衛生教育は、一度やっておしまいと言うことはありません。
事故はいつ起こるかわかりませんし、
だいたいの原因は
「つい、うっかり」
「このくらいは大丈夫と思って」
などの
じつにくだらない
防ごうと思えば防げることが原因です。