9月に行ったLIVEですけども

LOUDNESSの40周年ツアーとXmas Eileen×Creepy Nuts×Dragon Ash×HUL OVERの対バンの2つに行きました


LOUDNESSは二井原さんのいない時代のLOUDNESS楽曲も掘り起こしてくれてめちゃくちゃ嬉しかったですね

後者の対バン、Xmas Eileenの愉快な感じに救われたり、OPアクトのHUL OVERのかっこよさに不意打ち食らったり

当日誕生日だったRがKjとNO NAME(KO-JI ZERO THREE)にイジメられてたのが最高でしたね



てことで早速!!




《アルバム》

・MANIC STREET PREACHERS『The Ultra Vivid Lament』


MANIC STREET PREACHERS、14枚目のオリジナルアルバム


マニックにはその昔Richey Edwardsという伝説のギタリストが存在していた。


「デビューアルバムを発表し、世界中のチャートで1位を獲得したら解散する」というパンク精神丸出しのスタイルで活動し、このことに関してバカにされたRicheyが自身の腕にカミソリで「4REAL」と刻み込むというロック史に残る事件を起こす

実際にはデビューアルバムで解散することはなく、日本を始め多くのカルト的なファンに支えられながらも1994年に精神病を患い入院。1995年に失踪。2008年には正式に死亡宣告が発せられたが、「Richey Edwardsはまだ生きている」という都市伝説は未だに絶えず。


1996年、アルバム『Everything Must Go』でバンドは初のプラチナディスクを獲得し、1998年発売『This is my truth tell me yours』で念願の全英1位を獲得。奇しくもRichey失踪後にバンドは大成功を収め、イギリスを代表するバンドとなる…。


そんなRicheyが失踪する直前、1993年秋にツアーで訪れた札幌での情景を歌った「Still Snowing in Sapporo」から本作は始まる。


初の来日ツアー、場所は札幌ペニーレーン24


"How Could four become so strong 

Yet break and leave too soon"

なぜ4人はあれほど強くなれたのに、早々に傷つき去っていったのか


"The four of us against the world, against the world"

俺たち4人と、4人に対する世界



「4REAL事件」から考えれば本当に丸い丸いバンドになった

でもあの頃の尖りを否定する音楽では1ミリもない



50代になったマニックはRicheyが死んだ理由を探すのではなく、Richeyがまだ生きていなきゃいけない理由を必死に探す、そんな音楽を鳴らし続けている。




・PUFFY『THE PUFFY』


PUFFY25周年記念作品

盟友ユニコーンを始め、志磨遼平、tofubeats、バカリズム、さくらももこなど多才なメンバーが参加


・Creepy Nuts『Case』


前作『かつて天才だった俺たちへ』をリリースした頃から考えたら桁違いに売れたCreepy Nuts

なんせオリンピックの閉会式


ヒップホップアーティストはどうしてもメディア露出が増えると「あいつは丸くなった」だの言われ、尖った曲を作れば「まだあいつは尖ってる」などとまあ売れれば結局批判されちゃうのが世の常。


そんな中で発売された本作。

本人が周りが想像した以上に巨大になりすぎて実態が掴めなくなったCreepy Nutsという概念に対し様々な視点からいま1度Creepy Nutsに向き合っている気がする。


「俺より偉い奴」「15才」など鋭利な雰囲気で見つめ直すR指定の言葉の重さ

あの頃のR指定がみたら「そんな大人になるなんて」って思う部分もあるかもしれないが、それ以上にいま手に入れた武器と最強の相方を両手に変えられない過去をリミックスし、あの頃の自分を説得しているようにも思える


"おまえが欲したいくつかを手に入れて

おまえが嫌ったいくつかを身につけて

おまえが願ったいくつかを諦めて

おまえと誓ったいくつかを忘れてる"


本当に同じ木箱で痛みを分け合ったのは、仲間でも相方でもなく、あの頃の自分自身なのかもしれない


ラストの「土産話」、最後にR指定の「R.I.P」を入れ込む構成が、THA BLUE HERBの「TRAINING DAYS」と個人的には被る

RHYMESTERと仲違いをしていたBOSSが、RHYMESTERの「耳ヲ貸スベキ」を引用した1曲

軸がいくらブレそうになっても立ち返るべきはボスとキング、そしてそれに憧れた自分、成るべくして成る漢の考え


"エンドロールを流すなら今 みたいな瞬間で溢れてた

でも欲張りな俺ら ハッピーエンドのその先を見に来た"


Creepy NutsならILL-BOSSTINOが求めたエンドロールのその先も、RHYMESTERが求めた夢の在りかのその先にも、いまのCreepy Nutsならたどり着ける


"マイク1本で形勢逆転

俺の格言 地でいく危ねぇやつ"



・踊ってばかりの国『moana』


・Parannoul『To See the Next Part of the Dream』


韓国のシューゲイザープロジェクトのデビューアルバム

マイブラのような海外のシューゲイザーではなく、スーパーカーの『スリーアウトチェンジ』を感じさせるドリームポップがたまらない


・TRI4TH『GIFT』


チバユウスケ、ASOBOiSM、Kan Sanoなど豪華なメンバーが参加

インスト曲だと「Trace」が1番好き


・KREVA『LOOP END/LOOP START』


三浦大知やZORNも参加

ボースティングを抑えたアルバムの流れを細かく意識していて、唯一KREVA節を発揮している「Paradigm」もボーナストラックとして収録する徹底ぶり


"急遽与えられた 猶予(ゆうよ)

ならびかえりゃ余裕(よゆう)

自己流でもグルーヴを生む

死ぬまで生きる思う存分"


・Aborted『ManiaCult』


史上最も巨悪とも評されるベルギーのデスメタルバンドAbortedの11枚目のアルバム

感想をつらつらと書きたいが、あまりの超高速展開にもう筆を置きました。ありがとうSven!


・ニューロティカ『DIVE INTO FEEDBACK』


・BLAHRMY『TWO MEN』


レペゼン藤沢、9年ぶりのアルバム


・Carnifex『GRAVESIDE CONFESSIONS』


・The Killers『Pressure Machine』


・揺らぎ『For you, Adroit it but soft』


・betcover!!『時間』


・IRON MAIDEN『SENJUTSU』


・ジャンキー58%『naked』


死ぬほど荒削りなメロコア

まあメロコアなんてこんくらい荒削りでいいのよ


・Spiritbox『Eternal Blue』



・『What a Wonderful World with Original Love?』


ORIGINAL LOVEトリビュートアルバム

東京事変、原田知世、Yogee New Waves、YONCEなど豪華なメンバーが共演

特に椎名林檎「LET'S GO!」、斉藤和義 & Rei「JUMPIN' JACK JIVE」が最高です


・『The Metallica Blacklist』


METALLICAのモンスターアルバム『METALLICA』の楽曲のみを様々なアーティストがカバーしたバカが考えたアルバム

その数なんと53アーティスト

絶対にバカが考えてる


リナサワヤマの「Enter Sandman」、GHOSTの「Enter Sandman」、WEEZERの「Enter Sandman」が特にお気に入り


・ハンバート ハンバート『FOLK3』



《シングル》

・Guns N' Roses「Hard Skool」


ガンズが早くも今年2曲目を投下

正直に言うと「ABSURD」はガンズが新曲を出した喜びで曲のクオリティーの善し悪しは自分の中で誤魔化しているところはあったんですけど…。

今回も『Chinese Democracy』制作時のデッドストック。だがデッドストックになった理由が「ABSURD」とは明確に違う。

めちゃくちゃ『USE YOUR ILLUSION』の頃のガンズじゃん!マジで!ご馳走様です!本当にスタジオに入ってくれてありがとう!


・View From The Soyuz「Attestupa」



今年の8月に結成されたメロデスメタルバンド

日本人が演奏してるとは思えないクオリティーに加え、メタルファンならヨダレだらだらな不規則に展開されるリフ

90年代のIn Flamesが1番近い…かな?



・ガガガSP「これでいいのだ」


・BRAHMAN「Slow Dance」


BRAHMANのLIVEで度肝を抜かれたこの曲

客席にも降りられず誰もダイブできないライブハウス

そんな愛すべき場所がいつか帰ってくると信じて活動するバンドを他所に、「本当にそんな日が来ると思うか?」とまるで問いかけてくるように感じる本曲


OAUではなくBRAHMANとしてライブハウスに立つ意味を観客に問いただす渾身の一撃


"静粛の世界に声を殺して静かに踊れ

Slow Dance"


・BUCK-TICK「Go-Go B-T TRAIN」


タイトルからすると鬼ダサだし、テーマ的にもバンドそのものを電車に例えるっていう王道な感じだからこんなのどう転んでもダサくなるはずなのに、BUCK-TICKがやると死ぬほどかっこいいのよね何なの本当に


BUCK-TICKの改名前の「非難GO-GO」とかかっているのまで考えるとこのダサさが泣ける


新録の「JUST ONE MORE KISS」もアコースティックverになってて最高です


・布袋寅泰「Pegasus」


布袋寅泰ソロでは珍しくめちゃくちゃBOOWYっぽい楽曲


・Bring Me The Horizon「DiE4u」


・藤井風「燃えよ」



・Maneskin & IGGY POP「I WANNA BE YOUR SLAVE」


・Ozzy Osborne & Lemmy Kilmister「Hellraiser (30th Anniversary Edition)」


Ozzyと故Lemmy Kilmisterの共演曲にして交差することのなかった名曲が30年の時を経てMASH UP!


・Green Day「Rock and Roll All Nite」


Hell Mega Tourで演奏されているKISSのロックアンセムカバーが音源化


・私立恵比寿中学「なないろ From THE FIRST TAKE」



・GLIM SPANKY「情熱」


UAの名曲「情熱」をカバー


・Ado「踊 (Bon-Odo Remix)」


・coldrain「PARADISE (Kill The Silence)」


《その他のアルバム》

・Official髭男dism『Editorial』


こんだけ売れたのに、ちゃんと自分たちのやりたいことをアルバムに落とし込めるの素直にすごい


・仙台貨物「仙台貨物の大冒険」


仙台貨物、2度と新曲出さないと思ってたのでやっぱり嬉しいですね


・plums「僕の世界」(『episode』より)

・GADORO「G-ism」(『韻贅生活』より)

・崎山蒼志「過剰/異常 (with リーガルリリー)」

・東京スカパラダイスオーケストラ「S.O.S (Share One Sorrow) feat.Tokyo Tanaka & Jean-Ken Johnny」

・HEY-SMITH「Be The One」

・CHAI「miniskirt」

・ユニコーン「夢 Me Tender」

・インナージャーニー「夕暮れのシンガー」

・桑田佳祐「ご飯味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し-EP」

・Andrew D.K. 『God is Partying』

・Low『Hey What』


・KATーTUN「We Just Go Hard (feat. AK-69)」

ジャニーズとAKが組む時代がついに来ましたね


・Lingua Ignota『Sinner get ready』

・Crossfaith「Slave of Chaos」

・フィロソフィーのダンス「テレフォニズム(Night Tempo Melting Groove Mix)」

・般若「1人で叫べ」

・LiSA「HADASHi NO STEP」

・INNOCENT in FORMAL「my peaches (feat.PES)」

・PUNPEE, VaVa & OMSB「Wheels feat. 吉田沙良」