寝技で抑え込まれているとき、抑え込まれている側の試合者の腰が浮いた状態で両膝頭が畳についた時。
「解けてる、解けてる!」
と、よく言われます。
保護者の方々の野次は一切聞き入れないので、全く気にしないのですが、道場の先生方に言われると正直「おいおい…

膝頭が畳について2~3秒…、
結構長いんですよね。
その先生の横で2~3秒をカウントして差し上げたいのですが、そーいうわけにもいかず「あの審判反応遅くね?」って言われて終わりですが…。
じつは私もまだまだ未熟な時(もちろん今でも未熟で日々勉強中です)、お偉い先生に「解けたが速すぎる!2~3秒を自分でカウントしてみろ。結構長いだろ?」言われたことがあったんですけどね

当然完全に体が返れば即「解けた」ですが、体の軟らかい子供(特に女子)なんかは上半身が決まっていても両膝頭が畳につく子がいますからね。
審判していてもジャッジが難しいところですが、私は膝を立ててから2~3秒なんで心の中で“タイガー服部”の如く、カウント2.5秒数えるようにしています。
そして全力で審判して子供たちの試合をぶち壊さないようにし、少しずつ自分の寿命を縮めています。
できるなら審判やりたくないし、野次っている方が楽ですからね
