とは言っても、外国のことについては疎い僕です。ノートルダム大聖堂と言われても全く解りません。世界史とかも全く分からないんです…日本史しかダメなんです…日本史の中でも、古墳だけなんです…。（そんなこともないが）
だけど、色々とニュースやら何やらを見て知っていくうちに、今回の火災がとんでもない事であることを知りました。
世界遺産の一部であるとか、とても綺麗な建物だとか、もちろん長い時代存在していた史跡的な観点もありますし、ステンドグラスなんて今の技術でも作れるのか？と言うくらいの技術だとかなんとか。（無事だったんだっけ？）
今回が具体的に、どの程度の被害でどんな感じでってのまでは調べてないけども、なんか結構思ったよりは無事だったとか聞いた気がします。フランス国民とすれば国の宝が燃えてしまうと言う計り知れないくらいの喪失感があると思いますが、復興に向けて頑張って貰いたい。移民問題とか色々あるけど、フランスにいる人が心を１つに復興（？）に向かって行く一つのキッカケとなれば良いなと勝手に思ってます。
そして、今回のことで思い出したのが去年のリオデジャネイロ、ブラジル国立博物館の火災。
こちらは、去年、今回の大聖堂と同様に火災に見舞われたのですが、残念ながら２０００万点を超える国の宝である収蔵品が燃えて灰になってしまうと言う悲惨なことになったのです。
そんなブラジル国立博物館
今、どうなっているのかと調べてみると、ツイッターでこんな画像が話題になっているのを見つけました。
2000万点の収蔵品は、灰になってしまいました。
(展示品の燃えた灰を展示しながら)
可哀想…
しかし他人事では無いですよね。
特に日本なんて木造建築沢山あるので、法隆寺ををはじめ、各々の重要建築物なんてテロに遭う可能性を考え始めたらキリがない勢いです。靖国神社なんて、実際にどっかの国の人が放火してた気もするし。
博物館で言うならば、僕の大好きな橿原考古学研究所附属博物館が燃えてしまったら、僕は辛すぎて毎晩枕を濡らすことになるでしょう。
ああ、愛しの埴輪…
ああ、愛しの土器…
ああ、愛しの須恵器…
って、全部燃えても大丈夫なやつらやん
（そもそも、燃やして作られてるしな）
そんな中思うんです。
ツイッターでも言うたんだけど
古墳って別に燃えても大丈夫な、素晴らしい史跡なんですよね。
確かに１７００年やら前の物が現代まで存在していると言うことは自然災害に強いと言うことなのですけども（そりゃ中には災害で崩れた古墳もあるだろうけど）大体古墳が消滅すると言うのは住宅開発とか、人の手によるものが多いです。悲しいですね。
とにかく、災害に強い史跡である古墳。
そりゃ木が茂ってる分、周りに燃え広がると大変だけども、周りにお堀があるタイプの古墳ならば別に燃えてくれても、本来の姿が鮮明になるので、古墳的には悪いことではない。脱毛みたいなものだ。ありのままの姿見せるのよー。
ただ、古墳と言えども動物たちがある程度の生態系を築いているので、その動物たちへの影響は間違いなくあると思うので、小学生の頃から通知表で「動物愛護」が毎回「◎」だった僕としては、やっぱり古墳は今のままで、茂ったままでいてくれて良いと思うんだ。
そんなわけで、ノートルダム大聖堂の火災のニュースを見ても、やはり古墳のことに結びつけてしまう古墳狂いな僕ですが、ゴールデンウィークに東京の友達（前記事で話した、最近お父さん亡くなった地元からの友達）が帰省ついでに遊びに来るので一緒に奈良に行ってくるんだ。
改元直前に、神武天皇陵にお参りに行ってくるんだ。
俺たち日本人の鏡だね！
しかも神武天皇陵のすぐ近くに、先述の「橿原考古学研究所附属博物館」があるので、そっちにも行きたいんだけど、この友達考古学に興味が無いのでついて来てくれるか不明。
とりあえず意地でも行ってやる。
この博物館の素晴らしい所は、もう各方面で言ってるんだけど、大体考古学の雑誌で載ってる国宝の副葬品とか何やらってのは大体この博物館に収蔵されてます。展示してある国宝の数がハンパない。しかもほぼ写真撮影OKという太っ腹！
こんなん、行かない人がいるのだろうか！入場料も四百円くらいだった気がするし！
ワクワクしながら、「今どんな展示してるのかなー」「特別展とかしてないかなー」とホームページを見てみたんです。
休館しとるー！！！！
しかも二年間ー！！！
別の理由で、枕を濡らすことになるとは思いませんでした。
ああ、愛しの埴輪…（本日２回目）
ああ、愛しの土器…（本日２回目）
ああ、愛しの須恵器…（本日２…以下自粛
そんなわけで、パリ市民と同じくらいの喪失感を感じた、まことなのでした。（一緒にするな
皆さん古墳を大切に
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本文でも写真載せてますが
古墳のみならず、史跡は大切に！