朝。今日もきっとそうなんだろう。
あの子は服を脱いで私の知らない服を着る。
更けた夜にあの子は甘くてあつい肌になる。
昨日も明日もあの子は彼に肌を絡めるの。
私の知らない吐息
私の知らない肌
私の知らない顔...
彼しか知らない吐息と肌に顔。
私が愛しく思っても泣いても
あの子の特別になれない。
その夜の空気もあの子の顔も彼の持ち物。
あの子の昼夜全部を知ってるのは彼だけ。
私には願っても知れないあの子のすべて。
今日も明日もあの子は彼と夜を過ごすの。
私は泣いた夜を過ごすの。
私だってあの子の笑顔を
吐息を空気をみたいよ。知りたいよ。