パラを目指している人へ

パラドレッサージュを目指すみなさんへ

パラドレッサージュを目指すアスリートの方へのスキルアップ方法についての提案です。

皆様は自分のグレイドにこだわり過ぎていませんか?

一般の競技者の観点からの目線で話をすると、たとえばグランプリー選手でも A クラス、 L クラス、 M クラス、 S 、セント、インターを経験してグランプリーに臨むのです。

そして試合の経験は毎月数回、かつ複数の馬に騎乗しています。

馬場、障害に係らずスキルアップするには数限りない試合経験が大切なのです。

またその経験は各グレイドにこだわる必要は無いのです。

最終的に各個人に与えられたグレイドが出来れば良いのであって最初から経験も積んでいないのに自分の実力以上の課目に出場しても難しいと思います。

 

ではどうすればスキルアップ出来るかですが、(ここでは試合の事に限定して話します)

 年間数回の障がい者の大会をこなすだけでは、経験としても全く足らない事はお分かりと思います。

現在2020年を目指し各競技主催者もかなりのご理解をして頂いてます。

現状では公認競技は日馬連との協議がなされていない為出場は困難ですが、非公認であれば、出場可能ですし(詳しくは別に機会に書きます)どのクラスでも出る事によりスキルアップ、また経験を積むことによる自分自身の自信にも繋がると思います。

概ね 1a,1b,2 グレイドに関してはたとえばA課目の最後に自分の行いたい課目の審査用紙をJRADのホームペイジからダウンロードしたものを競技主催者に渡しパラドレッサージュの事を話して頂ければ受けて頂けると思います。

3,に関してはA1、A2、A3、L1。4に関してはAは勿論の事Mクラスの経験が必要になってくると思います。

そして指導者の方もパラを熟知していない為にルール、許可されている道具の知識を増やして頂けたらと思います。分からない事が有りましたら分かる範囲ではありますが何なりと分かる範囲でお答えいたします。

東京パラを目指している皆さん、もう残された時間はありませんので頑張ってください。

くれぐれも未確定情報には耳を傾けないようにお願いいたします。

 

静岡乗馬クラブ

浅川信正