東京メトロ 表参道駅

月2日までみたいです↓


http://sankei.jp.msn.com/region/news/120827/tky12082723230010-n1.htm


自信あふれた表情見て 表参道駅でパラリンピック写真展 

2012.8.27 23:22
あす29日から始まるロンドンパラリンピック選手の写真展が、渋谷区の東京メトロ表参道駅で始まった

あす29日から始まるロンドンパラリンピック選手の写真展が、渋谷区の東京メトロ表参道駅で始まった

 29日開幕のロンドンパラリンピック出場選手を応援する写真展が27日、東京メトロ表参道駅(東京都港区)で始まった。自転車、陸上、水泳など16競技20人のポートレートが、それぞれ高さ1・8メートルのパネル写真として展示されている。

 撮影したのは写真家、宮本直孝さん(51)。宮本さんは、国連の世界食糧計画(WFP)が飢餓で苦しむ子供らに給食を届ける「赤いカップ運動」用の写真撮影を担当した。運動の宣伝に五輪選手の起用を検討するうち、障害がある選手の姿は、それ自体が大きなメッセージを持つと気づき、カップ運動とは別に撮影を始めた。

 今回対象となったのは、陸上の伊藤智也、射撃の田口亜希、馬術の浅川信正ら20選手。

 ポートレート写真にした理由について、宮本さんは「撮影を通じて、どの選手も自信にあふれていたことに気づいた。競技の実力だけでなく、障害を克服した自信だ。ここまで簡単な道のりではなかったはず」と語り、「困難を乗り越えた人たちの表情を見てほしい」と話している。

 その1人、パワーリフティングの三浦浩選手は、平成14年に下半身不随となった中途障害者。歌手、長渕剛さんを補佐して全国ツアー中、機材が腰の上に落下して脊髄を損傷した。

 リフティングは、事故後のリハビリで始めた。北京大会で補欠に選ばれてから、ロンドン出場を目指して猛練習し、感覚がない背中に褥瘡(じょくそう)ができたこともあったという。

 長女のアパレル業、冬乃さん(20)は写真を眺めながら「この10年間、父はスキーや車の運転、料理もする。自分ができることに取り組み、尊敬しています」。母の正子さん(70)も「事故の後は悲しかったが、今が一番幸せ」と朗らかに笑った。9月2日まで。無料。