写真は、函館外国人墓地へ行った時のものです。

後ろに見えるのは、フリーメイソンのお墓です。

墓石には「ジェイムス・スコットを記念して。 1837年9月22日 スコットランド キンカアデン州 バアヴィエに生まれる。 1925年5月15日函館に死す。 寝に就く。」 と書かれています。

記録によると、彼は1864年に函館に来航し、以来亡くなるまでの60年間を函館で暮らしたということです。

何と函館にはメソニックロッジはありませんでした。

私は、むつ市へ転勤した当初、メソニックロッジが三沢まで行かないと無いことに強い不満を覚えました。

一時は佐世保に転勤する予定だったからであります。

しかし、ジェイムズ・スコットさんのお墓を見て、「こんなブラザーもいたんだ。」と思い、心を大いに慰められました。

お墓というのは、亡くなった人のためだけでなく、生きている者のためにあるのだということを実感しました。

このあと、「プレイエルの歌」をバグパイプで吹いて慰霊しました。