小雨が降る中、工具といざという時のサービスマニュアル、書類一式を持って陸運局に向かいます。
前回で書き忘れましたが、バイクの車検で落ちやすい項目、最も多いのがヘッドライトの光軸ズレだそうです。
この光軸と排ガスは自分じゃ診察しにくいので、最も不安なのはこの2項目と書類作成でした(-_-;)
うちのSR、HIDの取り付けで散々ヘッドをいじってきたので、おそらく光量ズレてるんじゃないかなーと思っていました。光量と色についてはダイシンのいかにも純正っぽいやつ買っといたので、9割問題ないです。
もし検査でアウトになった項目があった場合、一日に時間内であれば二回やり直しが出来るとのこと。
光軸つまり光の向きの問題ならば、検査場付近で自分で直せると思いました。
他のブログを見ると、陸運局の近くには大抵車屋さんなどがあり、そこにお願いして直すことも出来るそうな。
今回は予約時間ギリギリでバイク屋さんで光軸見てもらう時間がなかった(笑)
なんだかんだで陸運局到着!
敷地はかなり広く、トラックやら一般車、いかにもやり直しで来ましたよー的な改造車が列をなし順番待ちです。
車両を持ち込む人はやはり車屋さんやガソスタ店員など、業者の人がほとんど。
広大な敷地で、周りは皆プロ。緊張と不安が高まるぅ
まずどこに行ったらいいか分からず、ネット情報を思い出します。
とりあえず受け付けで書類渡して新しい書類手続きと申請です。
様々な標識があるが、メガネを忘れてよく見えない(´Д` ) 広いから標識が遠い。
というかウロウロしてると轢かれそうになる車の流れ。
とりあえずそれっぽい建物に入るとこれまたビンゴ。 窓口が並び、作業服を着た男たちが並んでいる。
とりあえずカウンターのお姉さんに色々聞きます。
他のブログでも必ず書いてあったのが、初めてです と告げると優しくされるということでした( ´ ▽ ` )
お姉さんは丁寧に対応してくれた。さすが受け付けのプロです。
とりあえず窓口で購入した書類関係を作っていきます。
ユーザー車検用に、見本があります。
隣には何なら悩みながら書類とにらめっこしている男性が。おそらくユーザー車検だろうな・・・
書類作成で費やした時間20分あまり! 空いていたこともあってか、予定よりスムーズです。
次々とハンコを貰い、検査受けてきて下さいと言われます。
さて、検査場はどこだろう? 車はいっぱいあるのだがバイクは一台もない。
職員に聞き、見つけました。
二輪車コース
ここに違いないが、検査官が見当たらない。
まさか、一人でここに入ってくわけじゃないよね?
もうこうなると右往左往するしかないですよ。
しばらく右往左往していると、さっき書類書くとき隣にいた男性が来る。乗ってるのはハーレーダビットソンです
中型でアメリカンはないなーと思ってたけど、ハーレーは格好いいですね!排気量あるだろうから、それなりにスピードもでそう。
なんでも、車検初めてだとのこと。仲間意識が芽生えます(笑)
こうなると二人で右往左往するしかないですよ。
俺が車のコースに侵入しそうになっていると、その間に検査官が来たようで、男性が先に受けている。
じゃあエンジンかけてー。
キキドルウウウウウン!!ドドドド!
明らかアウトのサウンドです。
案の定音と排ガス以外は合格で、彼は何処かえ行った。 今日中に直してくるのだろうか?
そして私の時間です。
はい、エンジンかけてくださーい。
ウインカー左! 右! はい、ブレーキ踏んで~
スムーズです。
鉄のさい箸みたいな棒で、車体のあちこちをコンコン叩かれたり、キャブレター周囲をペンライトで照らしたりしてる
検査官は何やらつぶやいているが、どうやら合格のようです。、
いよいよ第一関門の排ガス検査。
マフラーに検査の棒を突っ込まれる。目の前にでっかい CO HCと書かれたランプがあり、二つに○ ×どちらかの表示がつく。
検査中・・・と表示
ドキドキ…
ピンポーン! どちらもクリア!
何とも言えない安心感(*´д`*) キャブ調整はよかったようだ。
はい、ここまで前進してー
次はレールにタイヤをハメて、ブレーキの効き具合、スピードメーターの検査。
最近オーバーホールしたリアブレーキだったが、とりあえずベタ踏みです。
ピンポーン クリア!
そして最後の関門。ヘッドライト。
目の前に可動式のメカが現れる。
メカが動き、光軸の中心を捉え、光量を図る。
検査中・・・
ブブー
やり直しだ(-_-;)
検査官曰く、右に2.6cmズレてるとのこと。
一回ヘッドライトの項目のみ不合格を受け、脇の作業場的なところで調整に入る。
適当に2cm分左にドライバーで調整しズラせばいいのだ。
そこで検査官が来る。
このブローバイだけどさ、ここ大気開放してるからこの年式だとダメだね~
えぇー(っA`)
指摘されたのは
太いホースは車体に還元してOKなのだが、ピンクの細いのが、ブローバイを大気に流しているとのことであった。
言われてみればそうだが、、、かなり細かく見ていたようです。
他のブログで見たことを思い出す。検査官は葉っぱをかけたり、引っ掛けはしない。
ごまかしは通用しない。
ダメなことはダメなのだ。
さて、残りの一時間で持って来た装備で仕上げれるだろうか?
考えた結果、たまたま工具バッグに入ってた耐熱ホースを短く切り、ピンクのホースが付いてる装置ごと一旦取っ払い、全てのブローバイを車体に還元する戦略に。
そしてたまたま入ってたクランプホースで固定。見た目はいい。これいけるんじゃね?
光軸も直し、再検査受けるころには検査官は変わっていた。 若いお兄さんだ。
自分の番がきて、前回の事情を説明。
これこれこうだったんで、これで繋ぎました。
そっかぁ。じゃブローバイについてはオッケー(^○^)
マジか! なんとも言えないラッキー感w
ブローバイの排出が変わったことで、マフラーからでる排ガスも少なからず変わってるかもしれないのに、どうやら検査は一度合格印を押した項目は、説明すれば見ないようです(^○^)
さて二回目の光軸検査
検査中・・・
ピンポーン
クリアだぁ
とりあえずオールクリア!
そして最初の受け付けで新しいステッカーと車検証をもらいます。
初めてのバイクを、納車して、13カ月ほど。かなり達成感がありますT_T
初めてでも、なんとかいけました。
ブローバイだけ焦ったけど、そこだけしっかりしてれば意外と余裕?
これであと二年はSRに乗れるわけです。二年後、また同じ方法で受ければいい。それまで整備は、自分で出来ることはして、できないところはバイク屋さんにお願いする。適所適材です。
こんな感じで出来るので、みんなもバイクに乗りましょう(笑) 車検ならバイク屋さんより安く出来ますよ。 もちろん必要な整備はしっかりしましょう。
最後に、残りのカスタム
カムシャフトテンションバイパスキット?拡張キット? ボアエースです。
これもエンジン内圧を調整して負担軽減を図るモノ
車検ではつっこまれたものの、特に問題なし。
盗まれたであろうサイドカバーww
もはや被害報告です。
オークションとかで売るつもりなのだろうか? しかしよく振動感知センサーをくぐったものですね。
犯人、突き止めたら我がキックボクシングの業で2度と○○○○が出来ない身体にしてやる(っ.-)
ちなみに写真の右の方は小比類巻選手!k-1時代、あの魔裟斗選手と一線をはった方です!
この試合ではゲストでいらしてました。
だいぶ話題がそれました(笑)
長い話題もおしまいです。









