その子とか言うとややこしいので
仮名を使います。好きな子の名前は雪とします。
部活の後輩の試合をみんなで
見に行くことになったのですが
雪の友人たちが連れてきてと騒いだらしく
雪が彼氏をそこに連れてくるというのです。
どんな奴なのか見てみたい感情もありますが
雪とその彼氏のラブラブっぷりを見たくない気持ちの方が強かったです。
試合当日、結局自分は好奇心に勝てず、その場に足を運びました。
雪の姿はまだなく、自分は思わずホッとしてしまいました。
彼氏とのラブラブっぷりを見なくてすむと
試合が始まっても雪は姿を見せません。
そのまま来るな来るなと祈ってましたが
手を繋いで二人は現れました。
友達の言うとおり
佐藤健のような顔立ちで身長も高く
周りの女子たちもきゃーきゃー騒いでました。
見た目だけでなく、話し方、ふるまい
全てが大人の男性という感じで
とてつもない敗北感を覚えて
無言になっていると彼氏(佐藤)が話しかけてきました。
雪は自分のことを佐藤に話していたらしく
佐藤はリップサービスのように自分を誉めてきました。
佐藤は雪が学校でどういう子なのかを聞いてきました。
とても真面目でしっかりしてると答えました。
佐藤は笑っていつもは甘えん坊で寂しがり屋だから想像できないと言ってきました。
今まで雪が俺や他の友達に、見せてきた姿は
雪の、本当の姿ではなかった
俺には少なくとも気を許してくれていると思ってた
