会社を守る労務管理の専門家
北千住の特定社労士 古谷です。
企業が事業活動を営んでいくうえで、
その周辺にあるリスクって、
具体的にはどんなものがあるのでしょうか?
大きく分けると、3つに分類できます。
・物的リスク
・費用・利益のリスク
・賠償責任のリスク
それぞれ具体的に見ていきたいと思います。
物的リスク
これはこの中でまた二つに分類できます。
①資産のリスク
事業用の建物、什器・備品、商品、原材料が、
事故や災害により逸失するリスクです。
これに対応する保険商品として代表的なものに
火災保険があります。
また、生産用の機械・設備類、ボイラー、受変電設備の
破損・故障、電気的な事故による損害を補償する商品として
機械保険があります。
これらの保険は、事故発生時に損害額に見合った補償を
得られるよう、ご契約金額を適正な価額で設定する必要
があります。
②人(従業員)のリスク
これは以前にも書きましたが、労働災害のリスクです。
政府が運営する公的な制度としての政府労災保険の補償額は
必要最低限のものです。
その上乗せの補償のための保険商品としては、
労働災害総合保険があります。
費用・利益のリスク
災害や事故による直接的な損害の他に、
それに伴って失われる利益や費用など、
収益減少のリスクがあります。
こうしたリスクに対応する保険として
利益保険があります。
賠償責任のリスク
起業が抱える賠償責任のリスクは膨大であり、
かつ、食料品製造と建設業とでは、
事故発生の原因が明らかに異なるように、
業種ごとに多種多様となっています。
賠償責任を補償する保険も、
これらを受けて多数用意されています。
●自動車保険
従業員が業務に従事中に交通事故を起こした。
●施設賠償責任保険
自動ドアの故障でお客さまが挟まれケガをした。
●生産物賠償責任保険
生産、販売した飲食物で食中毒を起こした。
●請負賠償責任保険
工事中に物を落として、通行人にケガをさせた。
最近では、自動車保険を除き、
業種ごとに想定されるリスクをすべて補償する保険も
販売されております。
また企業ごとにオーダーメイドで保険設計をすることも
増えてきております。
昨日の記事にも書きましたが、
事業活動を営むうえで、
事故や損害を根絶することは不可能です。
そのために、リスクを移転する方法として
損害保険を利用することを検討する必要があります。
また保険は万一の場合の備えです。
加入の際には、信頼できる代理店を通すことを
お奨めします。
※各種保険に関するご相談、セカンドオピニオン、
いつでも対応させていただきます。
お気軽にご連絡ください。
オフィス・フルヤ 所長 古谷光市
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