みなさま、こんにちは!宇川由真子です。
黒髪の 乱れもしらず うちふせば
まづかきやりし 人ぞ恋しき
和泉式部
歌意:
黒髪が乱れるのもかまわず
床(とこ)にうち伏すと、何よりまず、
この髪を掻きやったあの人をことが
恋しく思われることです。
(和歌文学大系 53)
さすがに恋多き女性の歌です![]()
かきやりし その黒髪のすぢごとに
うちふすほどは 面影ぞたつ
藤原定家(上記、和泉式部の本歌取り)
歌意:
あの時かき撫でた黒髪の一筋一筋までくっきりと、
横になる時はいつもあの人の面影が浮かんでくる。
(新日本古典文学大系)
みだれ髪を 京の島田にかへし朝
ふしていませの 君ゆりおこす
与謝野晶子
歌意:
寝乱れた髪を島田に結いなおした京都の朝、
まだ寝ていらっしゃいと言ったあなたを
私はそっと揺すって起こすのです。
朝シャンに ブローした髪を 見せたくて
寝ぼけまなこの 君ゆりおこす
俵万智(上記 与謝野晶子の本歌取り?)
(チョコレート語訳 みだれ髪)
オマージュ作品の連なりに敬意を表します![]()
それにしても、黒髪という身体的表現には、
様々な想像力をかきたてられるものですね![]()
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幸せな結婚へ!