オーストラリア🇦🇺からこんにちは。
こちらに住み始めて早いもので18年になります。永住前を含めるとトータルでオーストラリアに19年もいます。もうすぐ人生の半分以上をオーストラリアにいることになると思うと非常に感慨深い。
オーストラリア人と結婚した当初、政府から無料の英語クラスに参加出来るという恩恵を受けました。
その無料コースの後はTAFEの英語コースに現地人と同じTAFE費用で通うことが出来ました。
メディケアカードを取得してからはオーストラリア市民と同じ医療費の恩恵を受けています。
数年前、大きな病気をしました。待ち時間なしにパブリック患者としてプライベートホスピタルで手術と入院を無料でさせてもらいました。その後はその病気のケアプランとして年に5回無料でGPに診察と年に2回スペシャリストに診察、そして様々な検査を無料で受けさせてもらっています。
オーストラリア永住当初は色々と大変で鬱にもなったし、全てが嫌になったこともあったけど。若かったので昔は見えなかったことも年と経験を重ねて今でははっきりと見えるようになって、外国人の私がオーストラリアで何て恵まれた生活をしているんだと感謝するようになったんですよ。
ミドルライフクライシスなのかわかりませんが今年から二つ目の仕事を始め夫と子供たちを驚かせました。
メインの仕事は在宅で忙しいけどしっかり自分の仕事をこなせばわりとフレキシブルに働けてお給料も気に入っているのですが、ここ一年くらい私ってオーストラリアにたくさんの恩恵を受けてきたのに、この国にために何かGive Backすることをしていないよなと一人悶々としていたんですよね。
40歳を目前にしたある日、ふと目に入った非営利団体の介護施設で1日4時間ほど月-金、週に20時間働くというものにこれだ!と思い履歴書を送りました。
非営利団体って言ってもお給料出るから綺麗ごとにしか聞こえないかもだけど、全く経験のないそのポジションに夫にも誰にも言わずにその場で履歴書作成してささっと応募しました。
1週間あとくらいにその団体から電話がきてトントン拍子に話が進み仕事を2つすることに😆
電話の面接官、対面の面接官、施設のマネージャーやトレーニングしてくれた本社の方にお決まりのようにこのポジションの経験はあるのか?と聞かれるんです。その度に、ないです!でも問題ないです!と言うとえ?みたいな反応されるんですよ。
前職、本業のことを聞かれて答えると何で介護施設で働こうと思ったの?とびっくり、不思議がられるんです。でも絶対にオーストラリアに恩返しするためだなんて言いません。面接でも言いませんでした。cost of livingが上がってエクストラマニーが必要なんですよと笑って答えるとそれ以上何も聞いて来ません。綺麗事並べて仕事ゲットするのが当たり前だけど、私はそう思われたくないから。本当の目的は秘密。夫と子供たちと仲の良い友人たちのみが知る。
朝5:50に起きてコーヒーいれてPCで本業の仕事をチェック。子供たちの学校のランチ用意して、子供達起こして支度させて学校へドロップオフ。その後45分から1時間くらい車内かカフェでノートパソコンで本業をこなし、介護施設へ出勤。契約通り4時間で終われば学校のピックアップまで1時間半ほど本業の方を。ただ介護施設なのでよく30分から1時間くらい残業になることも。あとは子供たちの習い事の待ち時間と帰宅してから本業をこなす日々。週末も時間みつけて本業が疎かにならないよう仕事してます。最初の数週間はかなり疲れて、介護施設で働き出したことを後悔したのも事実だけど慣れたら毎日気分がいいです🎶