~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔 -248ページ目

大正時代の 〜ハリとツヤ〜

大阪市生野区で改築中のN様邸

かなり手こずりましたが、何とか完成に近づきました。

痛みが酷かったり、燃えた跡があったりを何とかしながら

大正9年生まれのこの家を生まれ変わらせています。

いつも僕は変わった事しているように思われますが、今回はあくまで再生が目的なので至ってオーソドックスな仕上がりにしています。

しかしながら、昔の小屋組を見ると
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やっぱり、こんなことしたくなりますよね。

単純に仕上や設備の更新だけでなく

この家の隠れた持ち味ぐらいには手間ヒマかけたいですね。

しかしながら、このゴロンボ(丸太の梁)随分ホコリで汚れていましたが

大工さんたち洗ってもらい

梁に艶がでました。

僕にできること

大正美人にツヤ


晴天のクロスロード 〜めまい起こす程の〜

先日の雨にたたられながら

葛城市で建築中の「いまもと歯科」


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棟が上がりました。

この「いまもと歯科」天井に特徴を持たせていて
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屋根垂木を壁方向から斜め45°振ってかけているのを下から丸見えにします。


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桁(軒を柱頭ラインで乗っける)を梁からさらに上に浮かせ

網状になった天井が医院全体で見えるように考えています。

この垂木の上に乗ると
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下の縦横ラインと上の斜め交差ラインとが立体的に交わり

平衡感覚がぐらぐらとなり、軽くめまいが。

下から見上げると気持ちいいんですが、上から見下ろすと歩くの怖いです。

そんな中
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垂木を持って組む大工さん。

聞いてみるとやっぱり「下見てると頭ぐらぐらします」とのこと。

気をつけて工事してくださいとお願いしました。

屋根野地板を張れば安心して歩けるんですが。

こんな立体交差構造を青空をバックに見るとすごく美しいです。

僕が思う事

透明の屋根が欲しい


スクエアプラスHP



京都に来て 〜歴史に裏打ちされた〜

京都三条でカフェ&バールを立ち上げる為
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来ました、京都三条。

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京都は大阪と近いのですが、縁遠い町です。

なぜなら

大阪は「大阪人」のプライドが
京都には「京都人」としてのプライドがあり

関西以外の人からしたら、何の差があるのか分からないはずですが

あるんです、広く深い溝が。

大阪人からしたら無いんですが、京都人からは有るようですね。

僕がこの仕事に就いてから、数百軒件の物件を完成させてきましたが

京都市内の仕事「ゼロ」

飛び越して滋賀県の仕事してても

京都府内の仕事してても

京都市内「ゼロ」

でした。

歴史に裏打ちされた町は

とても魅力的です。

今回の現場の斜め前は

安藤忠雄さんが手がけた「times square」
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僕みたいな野良犬建築業者と

文化人「安藤忠雄氏」
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しかしながら、この方もその昔は野良犬だったはずです。

彼の考えはまさに殴るような表現ですね。


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メーソンリーの表面に貰い錆びが走り、

この世の誰も想像しえなかった「殴るような」紋様を加えました。

シンプルに殴るというのは

とても美しいです。

安藤さんらしいですね。


僕ではできないこと

貰い錆びしたら100%クレーム