spxpy549の備忘録(過去書庫0607)

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サッカー観戦記録、2006-07シーズン

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7月22日(日) アルゼンチン2 - 1チェコ(@フジテレビ739)

 アルゼンチンが、チェコの堅い守備の前に攻めあぐねたものの、先制点を失った直後にようやく守備をこじ開けて得点を挙げたことで勢い付き、逆転勝利、2連覇を飾った。

アルゼンチン  中盤のヤコブ、最終ラインの要のカハイスが出場停止、攻撃陣のディ・マリアが負傷と、やや戦力の落ちた布陣。
 よくパスをつないでボールを支配する時間帯は多いが、どうしてもチェコの堅い守備をこじ開けられない展開。アグエロやサラテ、モラレス等が個人技で仕掛けても、人数を掛けて止められてしまう。逆に相手の少ないチャンスの方がインパクトが高い。後半序盤にようやく細かいパス交換で決定機を創り出したが、モラレスが決められず。その直後に同様に決定機を創られて、波にも乗れない。ついには、うまくシュートを決められ、先制点を失ってしまう。
 しかしその直後、あっさり同点に追い付けたのが大きかった。意外と簡単に相手の守備の穴ができ、バネガのそこを通すパスからアグエロが抜け出し、シュートを決めた。これで勢い付くと、ほぼ一方的な攻勢に。そして、終盤のショートCKから、サラテが持ち込んでそのままシュートを突き刺し、ついに逆転。後はしっかり守り切って勝利、優勝を飾った。
 毎大会いい選手が次から次へと出て来る選手層の厚さ。しかも前線から守備まで揃っている。クラブのユースシステムが優れているからだろうか。

チェコ  
 とにかく堅い守備が光る。ボールは支配されても、数的優位を確実に作って、パスワークでも個人技でも、崩されそうな雰囲気が薄い。他方の攻撃では、少ない人数で縦に速く仕掛ける。フェニンやカロウダ、ミチョラ等はテクニックもあるので、それでも相手に脅威を与えることができていた。最初のセットプレーでこぼれ球を作って、拾った【追記:スヒー】のシュートが好セーブに阻まれてポストを弾く場面もあった。
 後半に入って崩され掛ける場面は増えたものの、(ミチョラ?)の折り返しからカロウダの決定的なシュートが好セーブに阻まれる場面を創って、押し戻す。そして、カロウダのパスを受けたフェニンが1トラップから反転シュートを上手く決め、待望の先制点を挙げた。
 ところがその直後、それまでバランスを崩していなかった最終ラインが突然破綻、センターバック2人がど真ん中を空けてしまい、抜け目なくラストパスを出されて、あっという間に追い付かれてしまった。その後は勢い付く相手のペース。クリアが精一杯でこぼれ球をつなげなくなった。それでも終盤までしのいでいたが、ショートCKからシュートを決められ、ついに沈んだ。
 あの守備の空白の一瞬がなければ、守備のリズムを保ったまま勝てたような気もする。堅い守備は本物、そこから2点も取れたのに追い付かれた日本は、やはりもったいない試合運びをしてしまった、という印象。

■印象に残った選手
○バネガ(アルゼンチン):攻守の豊富な運動量が光った。ボール奪取の回数は多いし、パスもよく捌いて攻撃も創っていた。抜け目なく同点弾をアシスト。
○フェニン(チェコ):屈強なアルゼンチン守備陣に十分に対抗できる、テクニックと強靭さ。先制点の場面は、(浮いたトラップが意図的かどうかは微妙だが)トラップ→反転→シュートの流れるようなプレーが秀逸。