暴騰する場面では基準価格から5%とか平気でずれます。
このずれを知らずに安易に売買すると、損失につながる可能性があります。
私の知る限り正確な基準値推定を記してくれたホームページやブログにはお目にかかれておりません。
公にしていないだけで結構な数の人が”本当は”推定方法を知っていると思うのですが。
とにかく、この機会に書いておきたいと思います。
基準価格推定簡便法----------------------------------------
SPVIXSTRの変動(%表示)を前日の1552基準価格にかけます。
a%上昇していれば、
【1552基準価格推定値】 = 【前日の1552基準価格】×(1+a/100)
として求めます。
5%上昇していたら、前日の値に1.05をかける、ということです。
簡便ですが、結構ずれる上に為替の変動を考慮しておらず、私は使っておりません。
基準価格推定精密(?)法-------------------------------------
目論見書にある通り、1552は
円換算したSPVIXSTRに対して連動する
ことを目標に運用されます。
従って、
SPVIXSTR = X USD/JPY = Y 1552基準価格 = Z
とすると、円建てのSPVIXSTRはX×Y としてあらわすことができ、これが Zの一次関数になっていると思われるので
X×Y×c= Z (c は定数) と表せます。
変形してc= Z/(X×Y )となります。
cは実際の値から算出します。値は以下のページから引用しました。
************************************
1552の基準価格
http://www.kokusai-am.co.jp/fncj037/Init.do?fundCd=160001#anchor1-1
ドル円相場(仲値の過去値が手に入らず、なぜか伊予銀行のものを使用)
http://www.iyobank.co.jp/corpration/kokusai_gyoumu/kokusai_07/nakane_rireki.html
SPVIXSTR
http://japanese.spindices.com/indices/strategy/sp-500-vix-short-term-index-mcap
************************************
これを表にすると、以下のようになります。(期間は12月いっぱい)

さて、この表を基にcを求めると以下のようになります。尚、私はいつもcの逆数を計算に使っているので、cの逆数α(=1/c)も記載しておきます。

いかがでしたでしょうか。
以上から、2016年1月時点の1552基準価格推定値は
【1552基準価格】 = 【SPVIXSTR】×【USD/JPY】÷105
で概ね推定することができるのです。(あくまでも2016年1月現在、ですよ)
ちなみに、昨年はα=104.5で計算していました。αには信託報酬などの費用による減価分が含まれていると考えられ、時間がたつと値が変化します。必ず直近の指数値からαを計算し、基準価格を推定してください。
今のところ、大体±2円以内の誤差で基準価格を推定できています。
次回は不定期更新。雑多なことを書くつもりです。
尚、本ブログは読者の方に特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。本ブログはあくまでも個人の戯言ですので、投資は自己責任にてお願いいたします。