今回は1552の両建てについて考えてみたいと思います。
たまにこれをやってる方をお見かけしますが、結論から申し上げると、
私は「特別な場合を除いて、両建てにはメリットが(ほとんど)ない」 と考えています。
なぜメリットが少ないと考えているのか、また「特別な場合」をどう考えているのか、書いてみたいと思います。
今回は、両建てのデメリットについて。
メリットは次回書きます。
①1552は先物オプションではない
先物オプションであれば逆方向のポジションをとることでコンビネーションを作ることができますが、1552はただのETFです。
600円で売りと買いのポジションをとったとすると、価格が変動しても変動しなくても利益は出ません。
片方のポジションは含み益になり勝ったような気になるかも知れませんが、反対側のポジションは同じだけ損失が出ています。
われわれ末端は流動性のこととかも考える必要はありません。
②1552でレンジ相場を予想してはいけない
レンジ相場になれば両建てで儲かる、そのように考える方もいらっしゃるかもしれません。
私は1552は基本的に下落する商品であり、レンジ相場になることを期待するべきではないと考えています。
【1552総論】で申し上げた通り、
・だらだらとした減価
・急激な価格上昇
を基盤とした銘柄ですので、折り目正しく行ったり来たりはしないと考えたほうが良いと思います。
また、(特に上値付近で)価格幅を予想して逆張りするのはかなりのリスクを伴う行為だと思っています。
レンジ相場かなーと思ったらそのまま数日で50%上昇、とかそんなのがあり得る銘柄ですから。1552の両建てでは、超危険行為を行っていることになります。
※通常、ポジション決済はリスクを下げる行動ですが、両建てにおける片側のポジション決済は反対のポジションを裸にすることになり、リスクを上げる行動になります。
(底値は”ある程度”予想でき、チャンスを選べば逆張り出来そうです。でもかなり難しそうです。)
もし減価せず急上昇もせず、ジグザグに動いているのを見かけたら・・・ 売りポジションはとりあえず外してみてはいかがでしょうか。噴火の兆候だったことが何度かありました。
**ちなみに、私は 「レンジ相場なら両建てが儲かる」 この一文に対してそもそも否定的です。
でも今回は置いときます・・・。**
③リスクヘッジ?
そんなことするならポジション決済してキャッシュを増やすべきだと考えています。
個人で運用するレベルでは、キャッシュポジションに勝るリスクヘッジはないと考えています。
両建てにすることで損失が含み損となり結果には反映されませんが、損失は損失です。
しかも余分なポジションに圧迫され、新しいポジションをとるチャンスも奪われます。
最悪です。さっさと損切しましょう。(自戒)
④お金が余分にかかる
手数料、金利、貸株料・・・
馬鹿になりません。
以上の理由から、通常時、1552の両建ては検討に値しない、と考えて取引しています。
デイトレ・スキャルピングを指値で行う場合には有効かもしれませんが、【1552総論】で書いた通り1552の日内変動は日経の影響を受けるので、日経のデイトレをされている方が詳しいと思います。ここでは書きません。
悪いことばかり書きましたが、一定の条件下では有用になるかもしれない、と考えています。
私の考えているキーワードは 新規売停止 と逆日歩 です。
慣れた方は大体わかってしまったと思います。
不定期更新で、次回は両建てのメリットを考えてみようと思います。
尚、本ブログは読者の方に特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。本ブログはあくまでも個人の戯言ですので、投資は自己責任にてお願いいたします。