今回は両建てにポジティブな意味を与えてみようと思います。
いずれも1552が高騰したときのお話になります。
両建てのメリットについて。
①新規売禁止を見越しての両建て
仕手株みたいな話ですが、暴騰→逆日歩地獄→新規売停止は1552のお家芸であり毎年どこかで開催されます。
当然高値圏にいるので一定期間後に暴落すると皆予想するわけですが、
・逆日歩が発生
・いつまで高値が続くかわからない
という場面で裸での売りはかなりリスキーです。
そこで、
両建て→逆日歩をやりすごす→新規売り停止、貸借倍率の改善を見届ける→市場価格も下落を確認→買い建玉を売却(売り建はしばらくホールド)
とすることで新規売禁止の状態でも値幅を取ることができます。
前回も書きましたが、高値圏にまだいる状態で買い建て玉を離すと、高値圏で売り建てたのと同じことになり、予想を外した際にかなりの危険にさらされます。
下落を確認するか、ポジションサイズを十分小さくしてください。
このやり方、2049の登場で優位性は少なくなってしまったかもしれません。
しかし、2015年8月の1552暴騰時、反発を期待して2049に買いが集まり市場価格が基準価格と大きく乖離、2049は使い物にならない状態でした。
今後もお世話になる可能性が十分にある手法です。
②1552と2049の両建て ‐ 逆日歩を取りに行くために
2049は1552の(為替を無視すれば)インバース指数として機能しますので、1552信用買、2049買のポジションをとることで逆日歩のみを取りに行くことが可能です。
具体的な手法としては、1552をA口、2049をB口買うとする時
【1552の基準価格】×A = 【2049の基準価格】×B となるようにABを設定します。
注意点としては、
・2049はインバース指数であり、ジグザグに動いて値幅の大きい場面では1552に対して減価する可能性が高いです。両建ての長期保有はやめたほうが良いと思います。
・基準価格から乖離し思った価格で売れないリスクが高いです。
・円高になると1552も2049も価格が下がり、共倒れになります。円安になると両方利益が出ます。
1552を手放すタイミングをうまく図ることで ①新規売禁止を見越しての両建て と同様の利益も狙うことができます。
***2016年1月にこの方法をトライしていますが、思ったよりも遥かに円高の損失が厳しいです。円安に振れるのを待っていると減価がきつくなりそうです。思ったより厳しい運用が必要そうです***
③SP500現物に対するヘッジとして1552を使う場合
SP500のETFをかなり大きな額、長期にわたって保有している場合、下落が予想される場合でも売却してしまうと利益に対して税金がかかるため、売りたくないかもしれません。
そんな時、1552を必要な額だけ(できれば株価下落直前に)購入・適切に売り抜けることで、
SP500のETFを売却せずに損失を補てんする
ことができます。
SP500のETFと1552の両建て、となります。
1552の本来の使い方かもしれませんね。
以上になります。
今のところ、私の使い方としては
・高値圏にあり、逆日歩が発生し、しばらく続くかもしれないがいつまで続くのか相場観が持てていないとき
に1552と2049の両建てを考えます。それ以外ではほとんど考慮していません。
その他、基準価格との乖離に一定の傾向を見つけているので、それを用いた1552/2049の両建てもアイデアはあるのですが詳細な検討までは行っていません。実行まではしばらくかかると思います。
(心理的要素やテクニカル要素を反映して基準価格から乖離します。うまく使うことでリスクを下げつつ利益を得られる可能性があると考えています)
尚、本ブログは読者の方に特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。本ブログはあくまでも個人の戯言ですので、投資は自己責任にてお願いいたします。