前回、取引の仕組みを簡単に説明しました。では~ “ FX ” はどんな取引でしょう?
FX(外国為替証拠金取引)とは、外国為替取引を「証拠金」で行う取引のことです。

「証拠金」は、取引を行う際に相手方に預け入れる「担保金」と考えればいいです。

FXは、将来必ず決済(反対売買)する「差金決済」という決済方法です。

総取引額の現金(キャッシュ)の受渡しは必要なく、売買の損益の受渡しのみで

取引されます。
例えば、ドル/円が1ドル=100円のときに1000ドルの取引をします。

本来なら100円×1000ドル=10万円がなければ1000ドルを手に入れることはできません。
しかし、FXは差金決済をを使う証拠金取引だから、総取引額(10万円)の

数パーセントの証拠金を預け入れるだけで、1000ドル分の取引を行うことができます。
もし、5万円の損失が発生すれば、預けている証拠金から差し引かれます。

逆に5万円の利益が出た場合は預けている証拠金に加算されます。
証拠金で取引が出来るFXは、資金効率が良いレバレッジの効いた取引といわれます。

よく耳にする「レバレッジ○倍」とは、「証拠金に対して総取引額が何倍か」を指します。

ここで例に挙げるのは25倍ですが、業者によっては25倍以上888倍とか1000倍の

ところがありますね(海外業者)。