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プラネタリウムのふたご
講談社 1900円
いしいしんじの本は素直に読める。
お洒落な言葉じゃなくって
すとんと心にはいってくるようで
泣かせようとしているような本を読むと
ああココが泣くところなのかと思って冷めてしまう
でもこれはすなおに感動してしまった
感動って、心が動くってこういうことかーって
そういう再認識をさせられる
児童文学のコーナーって不思議だなあと思う
こういう面白くって素敵なものって
みんながもっと読めたらいいのに
隔離されたようにされてる
それって、見つけ出す楽しみを
くれるためにしているのかしらね?
プラネタリウムで育ったふたご
運命により、一人は手品師になり、
一人は星の語り部になった
ひとたび読み出せばもっともっと読みたくなる
そんな素敵なお話です。