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spunkyspunkのブログ

仕事、ふと思った事、日常、グルメ、ラーメン、酒、スノーボード、etc・・・。備忘録的日記です。

YOU THE ROCK☆ 


大麻で逮捕だってダウンガーン


大麻の是非はともかくとしてユーさん、若い子たちに影響力あったから良くないよな~。


ヒップホップをメジャーシーンに牽引する人なのに。


シーン自体に悪い影響なければよいが・・・むっ



久々の更新。


1年ぶり以上だから久々もいいとこだ。


2010年、少しはマメに更新しよう!



韓国映画『シークレットサンシャイン』を見た。

ツタヤ新作、ライムスター宇多丸師匠の絶賛を受けての鑑賞。

~あらすじ~

夫を事故で亡くし、そこから立ち直ろうと心機一転、新しい町で新生活を始めた主人公シネに降りかかる更なる悲劇。

愛する息子の誘拐、そして死。

この悲劇から、主人公のシネはキリスト教に入信し救いを得、新たな人生を歩み始める。が、しかし更なる展開。

もはや熱心な信者であるシネは最も難しい教義である『敵を許し、敵を愛せよ』を実践すべく最愛の息子を殺した誘拐犯に許しを伝えに行く。それにより、より深い信仰を得ようとしていた。

が、刑務所に接見しにいくと予想だにしない事実。シネの前に現れた犯人は非常に落ち着きはらった穏やかな表情。面食らうシネ。話してみれば、なんとその犯人も服役中にキリスト教に入信し神に救われていた、と言うのである。

自分が犯人を【許す】ことで、ある種の優越感というか、より神に近づけると思っていたシネにとってそれは受け入れられない事実だった、シネも神に救われた者、そして犯人も同じく神に救われた者。

加害者と被害者が神の前においてはある意味並列の立場であったのである。もちろん被害者であるシネはそれを受け入れることが出来ず、信仰から心を背けていく。

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舞台である韓国はキリスト教崇拝が熱心な国らしい。本作のテーマはまさしく『宗教』『救い』である。

最後のエンディングにおいても明確な答えが出されてるわけでもなく、作品全体を通して、見る側に問題提起をするという形がとられてると思う。

自分を救ってくれた神という存在は、ひょんな事から憎しみの対象にもなるものであり、人が宗教によって救われるには限界があるのだという事を示唆している。

そんな中で、物語の一部始終、シネにありがた迷惑的に付き纏うチャンジョン。不器用にデリカシーも無く只付き纏う。無償の愛などというキレイなものでなく感情をぶつけもするし、この中ではむしろ『俗物』とシネに評される男。

物語のエンディングはシネの家の裏庭を照らす陽射しで終わるわけだが、チャンジョンのシネに対する思いの方がシネを救うことが出来るのかもしれない。

宗教が絶対的に人間を救ってくれる事などはある筈も無く、日常のなかの日々の積み重ねの中でのみ作られる信頼関係や人間関係のほうがよっぽど深いのかもしれない。キレイ事ではない等身大の人間ドラマが描かれていると思う。

この映画を熱心なキリスト教信者、またはシネと同じ立場にあるような親族を事件で亡くした被害者の遺族の方が見た際の感想も聞いてみたい

いろいろと考えさせられる映画でした。俺は映画通と言うにはほど遠いので、脚本がナンチャラとか演出がナンチャラとかはよく分からないけど、2007年カンヌ映画祭最優秀主演女優賞受賞というだけあって主演の女優さんの演技は素晴らしかったです。

ものすごいアクションを見せるのも映画の醍醐味だけど、地味な日常を描いてここまで深く心に残るのは、これも映画というものの魅力の一つなんでしょう。

何を基準に☆をつけるかは難しいけど

☆☆☆☆(5点満点)

です。

時間を置いてまた見てみたい映画です。