La bella vita

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いろんなことゆる〜くかいてます。

Amebaでブログを始めよう!
去年の夏にヨーロッパにいた時のことしっかり残そうと思ってたのに、のんびりかきすぎて一年たってしまった。。


忙しくなる前に書いてしまおう!


シチリア、スロベニアまでは書いて、トリエステ、ベネチア、フィレンツェがかけてない。


その前にパリの記憶がなくなりそうだから、先にパリ。

まずは滞在してた所から。

パリではホテルではなくアパルトマンを借りました。


とにかく悩んだけど、サンジェルマンのパン屋さんでクロワッサンを買って歩きながら食べるのが夢だったから(笑)、サンジェルマン近くのカルチェラタンのアパルトマンに決めました。

サンジェルマン通り
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Bedroom

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Dining and kitchen

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玄関

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ソルボンヌ大学の近くで最高の立地だった。ノートルダム大聖堂も歩いてすぐ。

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セーヌ川左岸の5.6.7区は歩いてるだけで楽しいけど、値段が高いところがとっても多い。


でも海外のサイトで見つけたこの物件はめちゃくちゃ安かった!


英語が話せるフランス人と言えど、お互い第二言語での契約書や住宅保険のやり取りは大変だったけど、ここを借りてよかったって心から思う。



海外での滞在方法は本当にいろんな形があると実感



ホテル、ホームステイ、B&B、レジデンス、コンドミニアム、カウチサーフィンなどなど。。





あちこち転々とするし、お金ないしで本当ネットの情報を駆使して滞在先を決めた去年。


8割友達の家に居候させてもらったけど、最終地のパリではお客様としてでなく、住むようにゆっくり過ごしたかったので、最高の日々でした。

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お金なんてなくたって、誰と一緒にいるかでどんな時だって楽しくなる❤

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パリで一緒だったmy sister Mimi

Tu es ma meilleure amie...

Merci<3


来年の夏はシチリアとそこからギリシアか南フランスに行きたいな❤


カターニア大学で教鞭とって頑張ってるmimi、世界で公演していつも私に知らない世界をみせてくれるみしぇるさん。


こんな輝いた二人が身近にいて、私も刺激を受けないはずがない。


今は日本から離れることができないけど、いつかその時がきた時の為に今いる場所で自分が出来る精一杯のことをしておこう。


いつかまた、次は3人でフランスに行けますように。


Paris est toujours Paris


iPhoneからの投稿

今回は2回目のイタリアにして初めて念願のバチカンに行った!

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それはもう、すごかった。雨の中並んで違法滞在のモロッコ人が売りつける傘を買ってまで美術館に入ったかいがあった。

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美術館に入っていろんな物をみていて、昨日訪れていたフィレンツェのメディチ家、ブルネレッスキなどルネサンス時代に繋がりその時代にタイムスリップしたのかと思う程、どっぷりルネサンスに浸った時間でした。


パリのルーブルに行った時も感動したけれど、別の華やかさがバチカンにはあった。



悪名高きスペインのロドリゴ・ボルジア(アレクサンデル6世)、ユリウス2世、レオ10世。


昔習ったルネサンス期のこの教皇が有名すぎて今の教皇の名前すら思い出せなかったけど、バチカン美術館をまわる上でこの3人だけで十分じゃないかと思った。


バチカン美術館はボルジア家のアパート、ベルベデーレの庭が入ったピオクレメンティーノ美術館、ピナコテーカ、ラファエロの間など27程の美術館、博物館で構成されてるから、ちゃんと楽しもうとすると一週間はきっとかかる。

有名なラオコーン群像をみたり

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カラヴァッジョの絵をみたり

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ひたすら歩く!!

そしてやっとコンクラーヴェが行われるシスティーナ礼拝堂に辿り着く。


感動より疲れた。。


アレクサンデル6世はネポティズムの代表的な教皇だけど、このアレクサンデル6世の息子チェーザレをマキャベリはかれこそ君主にふさわしいって君主論でかいていた。いろんな見方があるなぁーーなんて思いながらシスティーナ礼拝堂で座って歴史を振り返る。


そして天井をみるとユリウス2世がミケランジェロに描かせた有名な天井画。

ユリウス2世は戦争を繰り返して、ローマ教皇の権威、影響力をもたらせたけれど、彼は聖職者というより政治的なことに優れていたから教皇としてはどうなんだろう。。。
天井画も感動したけど、礼拝堂では静かにしないといけなくて、 話せないし共有出来ないから一人で感動。


そして最後にサンピエトロ大聖堂にたどり着く。なんとも言えないくらいすごかった。とにかく素晴らしかった。

聖ペテロ像は信者が触りすぎてブロンズ像がぴかぴか。

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気のおかしくなった学者が鉄槌でピエタ像を以前に破壊した為に今はガラス越しでしかピエタ像はみえない。
それでもこの最高傑作は素晴らしかった。

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サンピエトロ大聖堂を作る為に贖宥状をレオ10世が販売させてルターの宗教改革になっていったことをふと思い出して。。それで罪を償わせる教皇って。と思うと何だか興ざめしてしまい、ササーっと外に出ました。


ルーブル美術館でも、フランス絶対王政時代の宝物の数々や贅の限りを尽くした部屋をみてすごいと思うけど、このころのパリの庶民の暮らしは・・・って思うとふーんって感じだった。少し屈折してるなかな?


博物館は民俗学や自然科学博物館の方がやっぱり好き。


でも、とにかく世界史でならった事の舞台を自分が歩いてる事に一番感動した。



史学研究してる兄に行く前にルネサンス期や古代ローマ関連の本を借りて読んだから、コロッセオやバチカン博物館もただ凄いねーーって周るよりは16€の価値がでたかな?w


入場料ほんと高い。


そしてバチカンで何より一番テンション上がったことは、ピエタでもペテロさんの像でもなく傭兵!!!

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バチカンの傭兵のカラフルなこの服はミケランジェロデザイン!


有名だけど、バチカンの傭兵はみんなスイス人。


ウェストファリア条約でスイスの独立が認められる以前からスイス傭兵は存在していて、彼らの軍事力は強力だったので他国が兵力として彼らを雇います。引く手数多のスイス人傭兵は、その為に同じ傭兵同士で敵対同士の国に雇われたため、殺し合うこともあったとか。

30年戦争、フランス革命、イタリア戦争など数々の戦争にかりだされた悲しい歴史をもったスイス人傭兵。

永世中立国っていうと平和で軍事力とはかけ離れたイメージをもつ人が多いけれど、スイスはすごい軍事力。

二次大戦の時にドイツナチスの侵略も結局は実行されなかったはず。。


バチカンを守るスイス人傭兵にはそんな歴史があるんだな。って思いながら彼らをよーーーーーく見るとみんな端正なお顔立ちでかっこいい。それでもって強いんだもん。不謹慎にもミーハーな気持ちに♡w
これで1番テンションあがったかな♡


バチカンは写真取り放題でみんな撮ってたけど、みたい気持ちが先走って結局あまり撮らず今頃後悔ーー。


バチカン博物館だけじゃなくローマは、もっと勉強して知識つけてまた必ず戻ってきたい。


古代ローマ。配給制で色んな場所から人が流れてきて、市民権まであり、他国とポエニ戦争をしていた時に

その当時の日本はどんな時代だったか考えると凄まじい文明と感じた。


日本はその頃、余剰分の作物をめぐってやっと争いがおきはじめる頃かな?


そう考えながら、古代遺跡のフォロロマーノを見ると感動も倍増。


時間が経てば経つほど硬くなるローマコンクリートはやはり素晴らしかったし。。


世界にはまだまだみたいものがたくさん。


しっかりこの目で見て、感じたい。


次はコンスタンティノープルに行こうかな♡


ヨルダンのペトラ遺跡も行きたい♡


この重い重いバックパック一つで一年に一度は旅に出よう♡


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素晴らしい休暇でした♡




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