*BL妄想(ジョングク×ジミン)です
*自分が思っていた範囲の#1は字数制限により入らず…泣
#2に送ります(^^;; 短くてごめんなさい。
Side JK
今日も可愛いなあ…
収録中だから、にやけるのを我慢した。練習の後のVLIVE。皆で集まって大邱の料理が食べられる居酒屋に来て、食事をしながら放送をした。ジミニヒョンがすっぴんなのを気にして、顔を隠して、僕の頰は緩んだ。
すっぴんの方が可愛いのは、
言わないでおこうかな…
さっきからお酒を注いで欲しいような仕草をしながら、ジミニヒョンが笑みを浮かべて僕と目を合わせてくる。甘えているみたいな瞳に僕はドキドキした。
恋人をこんなドキドキさせてどうするつもりなんだろ…
ってか、僕もなんで今更こんな…
僕は、自分がにやけてしまいそうで恥ずかしくて、いたずらを装ってフードのファスナーを閉めて顔を隠した。
「ジョングク、飲み足らなくない?」
皆が食事を終え、帰り支度をし始めたとき、にこにこしたジミニヒョンがそばに来て袖を引っ張った。
はあ…いちいち可愛い…
僕は内心の思いを隠しながら自然に見えるように注意深く言葉を選んだ。
「まだ飲めるよ」
「じゃあもう一軒行こうよ」
皆に別れを告げると、ジミニヒョンは心当たりがあるのか、店の前の道路で、どこかに電話をし始めた。
「あ、はい…個室で…はい、お願いします」
電話を切るとジミニヒョンはタクシーを捕まえて、店の名を告げた。



