強運の人・島津義久公

月と太陽は水瓶座にあり、独創的で博愛主義の人ですが、反骨心もあります。周りにの人からは広く浅い人間関係を持つ人だと思われたことでしょう。潜在意識からみると理想主義で精神性を重視する人です。

その性格は外向的・積極的で良いと思ったらすぐ行動します。薩摩統一後の動きは早く、木崎原の戦いで伊東氏、耳川の戦いで大友氏、沖田畷の戦いで龍造寺氏を撃破し版図を拡げて行きます。

しかし、積極的である一方、気は長く物事を最後までやり遂げる持続力があります。また、「人の出方を見る」という潜在意識からの影響もあったでしょう。関ヶ原の戦い後、島津家は窮地に陥りますが、徳川家と2年間にも及ぶ交渉を行い改易を免れました。

エレメントは風が多く人の話をよく聞き分析する人です。また、水のエレメントがなく感情的にならず客観的に物事をみることができます。

人生のテーマは「家族に対する愛」で優秀な3人の弟(島津義弘・歳久・家久)を持ち、それぞれの自己主張のバランスを取りながら島津家存続のために尽力しました。

意識は近しい人に向き、兄弟や家中のまとめ役として自らの感情を制御し統率する才能がありました。祖父の忠良公からは「義久は三州(薩摩・大隅・日向)の総大将たるの材徳自ら備わる」と評されています。

潜在意識の星の配置では「意図を形にするための我慢」を読み取ることができ、その意図は「近しい人のために安住の地を作る」ことだったと思います。

義久公が繁栄を願い続けた島津家は幕末まで続き、その姿は大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれています。鹿児島は各地に温泉があり、有名どころも良いですが川内高城温泉スパ・ルルドもいいかもしれません。

ところで、義久公は生まれながらにして強い火星を持ち、戦国時代を勝ち抜きました。ダルマ・カルマ・ラージャー・ヨーガを形成する土星期/木星期には耳川の戦いがあり、ラージャ・ヨーガを形成する水星/水星期には沖田畷の戦いがありました。成功のヨーガが複数あり時期を逃さない事が結果に繋がったのだと思います。

 

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