耳のツボを刺激することで無理なくダイエット…。

そんなうまい話があるのだろうか?

いや世の中にはまだまだ未熟な自分が知らないような「目から鱗」情報がたくさんあるはず!!


ということで耳ツボダイエットに挑戦した。

耳ツボダイエットは耳にあるツボに刺激することにより、食欲を押さえ、新陳代謝を促し、無理なく痩せていくという中国4000年の秘技だ。

耳には全身のツボが全て集中している。どこが体にツボと適応しているか、大凡は耳の形を見れば分かる。耳は胎児が母体の中で頭を下にして羊水につかっている状態の形なのだ!!

つまり耳の淵は背骨、耳タブは頭付近となる。耳の内側は心臓や肺などの臓器につながっている。

体に凝りや悪いところがあるかどうかは耳を指で押してみると分かるという。イタイと感じた部分が悪くなっているところだ。確かに肩や背中がこっている時に耳の淵を押すとイタイ。

これはこっていない時に押すと痛くないのが不思議だ。また、耳を押しているとコリもほぐれる感じだ。


何となく、いけそうだ!!ミミツボダイエット!!

中国 4000年万歳!!


私の行ったミミツボダイエットは耳の各ツボに1ミリ大の金のボールをテープで貼り付ける。後は食事の指導がある。(ビタミン剤などのダイエットフードをとってカロリーは控えめってこと)


何だか簡単そうなので自分でやることにした。


東洋治療器具を専門に売っている店を探して、そこで「ツボセンサー」3万円を購入。「ツボセンサー」とはテスターのような指示棒を体の部位に当てることで、ツボの位置を測定できる優れものだ。ツボの位置について勉強していなくても一発で正しいツボ位置を見つけることが出来る。

そして、1ミリ大の金ボールと止めるテープをたくさん買って準備OK。

ダイエットフードも揃えた。


耳の数カ所のツボを探し、そのツボに金粒をテープで貼り付ける。

自分でも簡単に出来る。

1日中、左右のテープを貼っているので見た目は悪いが、効果があるなら秘技の為には仕方がない。


ミミツボダイエットは結構効果があった。

まず、食欲が抑えられるので、小食でもまあ満足。

食べなければ痩せるのが理屈だ。


減食ダイエットで一番の落とし穴は、痩せていくのが脂肪からでなく筋肉からという点だ。

不足するエネルギーを補填する場合、脂肪よりも先に筋肉が燃える。

脂肪は生命維持の奥の手なのでなかなか燃えづらい。

だから、減食だけでダイエットをすると、筋肉が落ちたみすぼらしい姿になるし、筋肉がない分、基礎代謝量が落ちるので、後々食べた時にリバウンドしやすくなる。筋肉なしでリバウンドすると前より脂肪を溜め込め、最悪な状態になってしまう。


そこで耳ツボダイエットには運動が欠かせない。

私も筋肉をつけるべく、ダンベル体操にいそしんだ。

その頃は あのためになる NHK番組で筑波大学の鈴○先生ダンベルダイエットをやっていたので丁度良かった。


ミミツボによる減食、ダンベルによる基礎代謝の維持!!!


完璧だ!!!

1ヶ月の3~4キロと無理のない減量計画をたてて、4ヶ月後には10キロの減量に成功した。(中間の1ヶ月くらいはあまり体重が落ちなかった)


しかし、その6ヶ月後、リバウンドした。


なぜかって?

食事を元へ戻したからだ。

ダイエットを成功させ、それを維持する為には食事制限を永続的に続けなくてはならないということだ。


部屋を掃除しないとゴミがたまる。

それと同じように食事管理しないと、脂肪がたまるということか。


ダイエットは人生の「生きたかを変える」ってことなんだ。

(* ̄Oノ ̄*)


でも美味しいものが食べたい。たくさん。


もっと簡単で効果的なダイエット探しの旅は続く。

そんなものはない!!ってことかもしれない。

指輪物語でフロドが指輪を捨てに行く方が早そうな長旅かも(つづく)