日本財団に務める友人が企画に関わった『「暮らし」と「仕事」 新しいオンナの生き方について考える3days』に参加してきました!
パネラーは、IT業界の先駆者として女性の新しい働き方を提案してきた奥田浩美さん、ニートな若者と社会を結びつけるNPO育て上げネット理事長の工藤啓さん、奇跡のりんごの木村さんの一番弟子で、松山で自然農を営み、地域も巻き込んでハンディを抱えた人たちも含めて自立できる社会を作ろうとしているパーソナルアシスタント代表の佐伯康人さんという濃いメンバーでした。
安倍政権がしきりに女性の活用を声だかに叫んでいますが、ついつい、踊らされてはいけない!と思ってしまいます。
バブル直前、男女雇用均等法ができた第一世代、あの頃も女性の活用とはやし立てられましたが、結局、景気が悪くなれば、最初に切られるのは女性。それは不景気になり、より顕著になり、派遣やパートという非雇用で長い間、低賃金労働に泣かされてきました。
私はフリーランスでいろいろな仕事場に出入りしてきましたが、本当に頑張って働いている派遣社員や契約社員の方たちも、社員と変わらない労働、責任のある仕事を任されても、待遇はいっこうに変わらないという不平等さ。福祉関係や医療、さらに農業などの第一次産業といった人の生活や命と直結している仕事の低賃金さ。
こういったシステムが変わらないかぎり、明るい未来はないんじゃないかな~と思っていました。
でも、この3人の働き方、仕事への考え方、自分の人生との対峙の仕方を見ていると、仕事の満足感や達成感、そして幸福度は、企業でがんじがらめになつている人たちと違って、いきいきとしていました。
お子さんが障がいを持っていたり、育休で仕事を休んだり、親の介護があったり、それぞれ課題を抱えていても、それをも社会へのメッセージとして発信して、巻き込んで行く。
その行動力に感服しました。
そしてその原動力はといえば、彼、彼女たちが2~3年後ではなく、自分の子どもたち、孫たちが働きやすい仕事、環境を作って行くために今の自分たちの仕事があると強い信念を持っている点でした。
人材育成もITもそして、自然農も、未来に安心して暮らせる世界を作るために今がある。
なんとなく、折れかけていた心に灯がともりました。
地道に週末農家や援農をしていて、伝わるのだろうか~と最近、考えてしまうこともありましたが、
自分の子どもたち、その子どもたちが畑をやりながら、家庭菜園しながら、無理のない仕事で家族が笑顔で暮らせているイメージを持つこと。
そこにつながっていると信じていれば、今やるべきことも見えてきます。
それにはあきらめないこと、やり続けること。
3人から「課題は宝の山。自分の課題を世間にさらして、自分ができること、他人ができることが見え、協力者が生まれ、新たな仕事が生まれて行く」「今の子どもたちに刷り込まれている親の成功体験は、30年前の価値観です。そこから抜け出すこと」「常識を疑うこと」など、今の若い子に聞かせてあげたい言葉もいっぱいありました。
固定概念を崩せ!
自然農の佐伯さんのところは、収穫量が少なくても、無農薬、無肥料の野菜やお米を求めて、単価が高くても購入したいと言ってくれるお客さんが後を絶たないとか。
慣行農法の常識であった連作はできないという常識も覆され、何度も同じ畑で同じ作物ができるそうです。東大の研究者たちも訪れ、なぜこんなことが起きるのか首をかしげるとか?
それを研究するのがあなたたちの役目でしょうと佐伯さんは彼らに言うそうです。そして、
自分に分かるのは、空気の中の微生物と地中の微生物がなんとなく、うまく循環していて、蓄えるのではなく、常に流れているフロー状態が自然な状態だからではないかだと。
常識が少しずつ崩れています。
古い体質にしがみついたり、過去の成功にこだわったり。
そんな考えは腐っていくのだな~と改めて思った次第。
彼、彼女たちのような人がどんどんつながって、どんどん共鳴していけば、最悪の自体は免れて、少しずつ、明るい未来を創造していけるのではないかと思うのです。
私も相変わらず、マイペースですが、太陽と土と水に触れながら、プチ農業の楽しさを伝えていけたらと思います。
パネラーは、IT業界の先駆者として女性の新しい働き方を提案してきた奥田浩美さん、ニートな若者と社会を結びつけるNPO育て上げネット理事長の工藤啓さん、奇跡のりんごの木村さんの一番弟子で、松山で自然農を営み、地域も巻き込んでハンディを抱えた人たちも含めて自立できる社会を作ろうとしているパーソナルアシスタント代表の佐伯康人さんという濃いメンバーでした。
安倍政権がしきりに女性の活用を声だかに叫んでいますが、ついつい、踊らされてはいけない!と思ってしまいます。
バブル直前、男女雇用均等法ができた第一世代、あの頃も女性の活用とはやし立てられましたが、結局、景気が悪くなれば、最初に切られるのは女性。それは不景気になり、より顕著になり、派遣やパートという非雇用で長い間、低賃金労働に泣かされてきました。
私はフリーランスでいろいろな仕事場に出入りしてきましたが、本当に頑張って働いている派遣社員や契約社員の方たちも、社員と変わらない労働、責任のある仕事を任されても、待遇はいっこうに変わらないという不平等さ。福祉関係や医療、さらに農業などの第一次産業といった人の生活や命と直結している仕事の低賃金さ。
こういったシステムが変わらないかぎり、明るい未来はないんじゃないかな~と思っていました。
でも、この3人の働き方、仕事への考え方、自分の人生との対峙の仕方を見ていると、仕事の満足感や達成感、そして幸福度は、企業でがんじがらめになつている人たちと違って、いきいきとしていました。
お子さんが障がいを持っていたり、育休で仕事を休んだり、親の介護があったり、それぞれ課題を抱えていても、それをも社会へのメッセージとして発信して、巻き込んで行く。
その行動力に感服しました。
そしてその原動力はといえば、彼、彼女たちが2~3年後ではなく、自分の子どもたち、孫たちが働きやすい仕事、環境を作って行くために今の自分たちの仕事があると強い信念を持っている点でした。
人材育成もITもそして、自然農も、未来に安心して暮らせる世界を作るために今がある。
なんとなく、折れかけていた心に灯がともりました。
地道に週末農家や援農をしていて、伝わるのだろうか~と最近、考えてしまうこともありましたが、
自分の子どもたち、その子どもたちが畑をやりながら、家庭菜園しながら、無理のない仕事で家族が笑顔で暮らせているイメージを持つこと。
そこにつながっていると信じていれば、今やるべきことも見えてきます。
それにはあきらめないこと、やり続けること。
3人から「課題は宝の山。自分の課題を世間にさらして、自分ができること、他人ができることが見え、協力者が生まれ、新たな仕事が生まれて行く」「今の子どもたちに刷り込まれている親の成功体験は、30年前の価値観です。そこから抜け出すこと」「常識を疑うこと」など、今の若い子に聞かせてあげたい言葉もいっぱいありました。
固定概念を崩せ!
自然農の佐伯さんのところは、収穫量が少なくても、無農薬、無肥料の野菜やお米を求めて、単価が高くても購入したいと言ってくれるお客さんが後を絶たないとか。
慣行農法の常識であった連作はできないという常識も覆され、何度も同じ畑で同じ作物ができるそうです。東大の研究者たちも訪れ、なぜこんなことが起きるのか首をかしげるとか?
それを研究するのがあなたたちの役目でしょうと佐伯さんは彼らに言うそうです。そして、
自分に分かるのは、空気の中の微生物と地中の微生物がなんとなく、うまく循環していて、蓄えるのではなく、常に流れているフロー状態が自然な状態だからではないかだと。
常識が少しずつ崩れています。
古い体質にしがみついたり、過去の成功にこだわったり。
そんな考えは腐っていくのだな~と改めて思った次第。
彼、彼女たちのような人がどんどんつながって、どんどん共鳴していけば、最悪の自体は免れて、少しずつ、明るい未来を創造していけるのではないかと思うのです。
私も相変わらず、マイペースですが、太陽と土と水に触れながら、プチ農業の楽しさを伝えていけたらと思います。