息子は、毎年恒例の自由研究に苦しんでいます。


私は、9月に提出予定のプレゼン資料を集め、企画書を制作中。



二人とも、悪戦苦闘ですが、中身が自然エネルギーについてなので、読む資料、見つける映像、どれも興味深く、時間を忘れて、熱中しています。



震災以降、マスコミの偏った報道にうんざり!


一方向の情報に流されることなく、多方面から、時には、自分で直接見たり、感じたりしながら、情報を整理することが大切だな~と、改めて思います。


息子は、東京電力に電話をかけ、電力エネルギーの割合を聞いてみたのですが、電話応対の方に「わが社ではわからない・・・」と言われたそうです。


直接、見て感じてほしいと思っていたところ、環境学習の一環としてやっている、「東京臨海風力発電所」の見学ツアーに参加することができました。


ゴミ問題、エネルギー問題を直接、見ることで、いろいろと考えることができたようです。



先日、福島の子どもたちが、原子力災害対策本部と文部科学省の官僚らを相手に、現在の想いや疑問を直接ぶつけていましたが、子どもたちだって、黙っていられない状況です。


あのニュースを聞いていても、子どもたちの質問にちゃんと答えられる大人がいなかったのは、恥ずかしいやら、情けないやら・・・。


たとえ、予測不可能な事態だったとしても、5か月過ぎて、あの答えはないですよね・・・。


今回の震災で、子どもたちは、改めて、自分たちで調べ、学び、考えていかなければならないことの重要性を痛感しただろうし、私たちは、彼らや彼女らが、住みやすい、誇りを持てる国になるために、これから最大限の努力をしていかないとな~と猛省しました。



さて、岩手県葛巻町の取り組み・・・。電力自給の町として注目を集めています。


森林が80%以上を占めるこの町では、風力発電や畜産から出る糞尿、木質バイオマス、太陽光などの自然エネルギーを活用して、すべての電力をまかなっています。


先日のニュースステーションで取り上げられていた、高知県梼原町も風力や水力発電を活かして、自然エネルギーの町にしようと奮闘しています。


小さな町のリーダーの英断、それを支える町民、自治とはこういう姿をいうのだな~とうらやましく思いました。


東京では、情報がコントロールされすぎているからか、見えないことが多すぎて、暮らしていても、不安が山積みになるだけだけど、一歩遠くの町へ踏み出してみれば、再生のエネルギーはあちこちで活発に動きだしているのだな~と感じます。


信念とは、信じて念じる。


未来は必ずやってくると信じて念じる人たちの元には、明るい未来がやってくるのだなと思います。


東京で行き詰ったら、ぜひ、地方へ・・・、まだまだ日本人の知恵や技術に可能性を感じられます!


ぶれない気持ちで、親子そろって、明日を見つめていきたいと思います。