夏日ともいえる快晴。


昨日は各地で運動会も開かれたよう。


我が息子の小学校最後の運動会も無事開催できたことが、とても貴重なことだと思えてくる。


今年は、耐震工事のための校舎建て替えで、校庭が使えないため、近くの中学校をお借りしての運動会。


「あー、小学校で最後の運動会やりたかったよ~」と息子の言葉。


来週にも取り壊しが始まる旧校舎を見に、卒業生が小学校に来ているとも聞く。


子どもたちにとって、学校ってやはり特別な場なんだな~と改めて想う。



今年は、運動会が開けない場所もあるんだろう。福島は校庭に出ることだって制限されているわけだし。


子どもたちの楽しみ、当たり前の日常を奪ってしまったことの罪は大きい。


そんなことも忘れてしまうのかな~、お偉いさんになると。




kurodaが行く

一週間前、ラグビーの練習中に足の親指の爪が半分剥がれ、運動会出れないのかも…と泣きべそかいていた息子も、靴下をはいての騎馬戦参戦。


今年は、大将に! 強いからではなく、身軽だから・・・と選ばれたようで。



本当にやせっぽちの大将。団体戦では勝てたものの、一騎打ちと大将戦では負けてしまった・・・。しかし結果は引き分け。紅組女子の頑張りに感謝!


それにしても、騎馬戦は男子のより、女子の方が迫力があり、現代の肉食女子VS草食男子を思わせる戦いぶりでした。


男女で分けるより、男女混同でもいいのかも!と思うぐらいの女子の戦いっぷり(笑)!



そして、クライマックスの組体操。



kurodaが行く

5,6年合同でやる組体操だが、このやぐらだけは6年生のみ。周りを囲む5年生、そして真剣に見つめる下級生たちのまなざし。


最高学年としての誇りが花開く瞬間!



kurodaが行く

頂点に立った子のなんともいえない達成感の笑顔は最高のご褒美!



青空に突き抜けるようなパワーを子どもたちからもらいました。



昨日の日焼けで身体がまだ、だるいのだけど、そうも言ってられません。今月、来月は、超ハードな仕事があるので、畑にもなかなか来れないし、来れる時にしっかりやらねば・・。


9時前から、畑での草取り作業・・・。


kurodaが行く

農薬をまかないため、虫が寄ってこないように早め早めに草取りをします。


草かきで掻いて、土に混ぜ込んでいきます。


もともと農薬反対派だった馬場さんは、この体験農業園で本領発揮。どんどん知恵を授けてくれます。



kurodaが行く

倒れていたきゅうりも枝の根本をしっかりひもで誘因し、サポート。


きりっと立ったきゅうりに、「美しいですね~」と馬場さん。


最近思うのですが、何をもって美しいと思うかで、その人の生き方が際立ってみえてくることがあります。


見せかけだけの美しさを追いかけてキレイだという人の言葉は、なんだか説得力もなく、やっぱり見た目だけの上っ面な人生だな~と感じたり。



kurodaが行く

じゃがいもも花が咲きました。地中で大きくなっているジャガイモを想像します。



ナスもトマトもきゅうりも花が咲き始め、実がなるのもあと一歩。


自然界は、どんな苦境の中でも、自分の命を限りあるまで、活かそうとしています。


土と野菜のおかげでしょうか、時たま吹く風が、この夏日の中、さわやかな清涼感を身体に吹き注いでくれます。


大きなビルや施設やら、周りに巨大な建物やアスファルトばかりの道だったら、こんなさわやかな風が吹きぬけることも、感じられることもないんだろうな。


人間の力のおごりが生んだ今の社会を眺めていると、自分たちで作ったものにがんじがらめにされ、不自由な場所に身を置き、不安にさいなまれながら生きることのなんと愚かなことか・・・と、思います。


ヒートアイランドという都会を生み出してしまった私たちが、この夏の電力不足でさらに自分たちの生活を追い込んでいる。


このしくみの愚かさに、そろそろ気付く時だな~と思います。


子どもたちの昨日の笑顔を見ながら、改めて、大切なものの基準を見直しています。