浜岡原発、停止要請。 久びさに心から、「良かった!」って思えたニュース。


そしたら、ずーっと張りつめていた気持ちが、とぎれて、急に涙が止まらなくなってしまった。



起こってしまったことの重大さをどうすることもできず、


自分が情けなくなったり、嫌になったり、いたたまれなくなったり、偽善者になったり、裏切り者になったり。



口には出さなくても、みんな鬱だったんだと思う。


それが伝わってきて、また、辛くなる。


そんな2カ月弱だった。


でもおととい、被災地の東北へ手伝いに行ってきた友人の話で、


起こってしまった現実を受け止めながら、粛々と暮らしている人たちの話を聞いて、


悪夢を見てもいないのに、悪夢を見ることを恐れて、びくびくしている、動揺している、


おかしくなっているのは私たちの方だって、ちょっと思えた。


「なんとかやってる・・・」。


東北に住む友人の友人の姿に想いを馳せて、自分たちが毎日、毎日をちゃんと生きなきゃって思ったばかりだった。


東京に住んでいる人ができることを、東京の地でやっていかなきゃ。




ふと、無償にあのPVが見たくて、スピッツの「夢じゃない」 (youtube画像を張り付けられなくて、残念)


暖かい場所を探し泳いでいた最後の離島で、君を見つめていた 君を見つめていた


同じリズムで揺れてたブランコで、あくびしそうな 君を見つめていた 君を見つめていた


夢じゃない  独りじゃない  君がそばにいる限り


いびつな力で、守りたい どこまでも



生半可な同情じゃなく、ちゃんと現実を受け止めて、できることをやって、生きていかなきゃね。



だって、守りたいものがいっぱいあるんだもの!