昨日から本格的に始まった東京都での受け入れ。
東京都武道館(足立区)と味の素スタジアム(調布市)合わせて1600人の方を受け入れるとのことです。
何が必要で、何を支援したら本当に役立つのか。
近所のママたちと相談し、まず、伺いに行くと、「新品のものであれば、お預かりして、必要な方にお渡しします」とのこと。
やはり不足しているのは、紙おむつや生理用ナプキン、洗濯がしたいということで近くのコインランドリーを探されているそうです。
あいにくその近辺に、コインランドリーはなく、そういった日常のことができないこともストレスだろうなと思います。
一人ひとりでできることは、少ないので、集合住宅で声をかけ、とりあえず、新品を少しずつ提供してもらうことにしました。
みなさん、ペットボトルのお茶やら、買ったけど小さかった子どもの靴や、コーヒーやタオルや、少しずつですが、集まってきました。
この後、味スタへと届けてきます。
都の職員の方も、「まだまだこれからですから、支援していただく側も無理をしないように」とおっしゃっていました。
味スタ近くで美容院を経営している近所のご夫婦は、「シャンプーとブローなら、お客さんのいない時間なら、無料でやります」という提案をしてくれました。
遠い地域での災害で、なかなか直接支援ができなかったけど、縁あって調布市に来てくれたので、少しずつ支援の輪を広げて、みんなで支えあっていけたらと思います。
みなさんやはりバスや車での長時間の移動、さらには何日か車で寝泊まりしていた方たちなど、疲労困憊のようです。
幸い、味スタの周りは、東京とは思えないほど、のどかな風景ですし、癒される公園も近くにあります。
この町の人は、とっても気さくて、ご近所づきあいも盛んで、口コミでも支援の輪がどんどん広がると思います。
現に朝から、物資の提供だけでなく、ボランティア志願などの声も出ているそうです。
一人ひとりの力は少しでも、町ぐるみ、市ぐるみで、支えていき、少しずつでもホッとした気持ちになってもらい、少しずつでも前を向く気持ちになってもらえたらと思います。
引き続きの支援、みんなでやっていきましょう。
※新品といってもタオルや衣類などは、ビニールの袋に一つずつ入っているものしかダメでした。コーヒーなどの飲み物もまだみんなでシェアするタイプのインスタントはダメでした。喜ばれたのは、やはりオムツ、オムツ向き、生理用品などの衛生用品は大変喜ばれました。
この状態は、現時点ですので、今後変わるかもしれません。状況を確認しつつ、続けていければと思います。