なんとも不思議な夜でした。


昨日は、来年からお仕事を久々にやらせていただく会社での忘年会。



ここは、今から15年ほど前に働いていた会社で、海外のテレビチームの取材コーディネートや現場制作のお仕事をしていました。



2年半ほどしか働いていないのに、ちょこちょことお声をかけていただいて、今までもお手伝いしたことは何度か

あったのですが、来年は、久々にがっつりやらせていただくことに!


そんなんで、12月の終わりからちょこちょこ事務所で、準備をしていたのですが、何だか、時間が15年前にタイムスリップ~~。



当時から働いている方は、もう二人しかいないのですが、昨日は当時のことを酒の肴にして、盛り上がりました。



お二人とも私よりずっと年上で、おひとりは、それこそ昭和を代表するようなワーキングウーマン。



生き字引のように、戦後から復興した日本をリアルに体験した方です。



80を過ぎた今も、とってもおしゃれで、スリットの入った黒のロングのタイトスカートをはいていたり、スレンダーな身体は、モデルのよう。


歴史の教科書に出てくるような人物名がちらほら出てくるこの会社は、本当に日本の黎明期を支えてきた会社です。


その話を聞いているだけで、モノクロフィルムの映像がくるくると動き出します。本当にフィルムでたくさんの日本の戦後ニュースを撮っていたんですよ! 


まだ、たくさんフィルムで撮影した映像が残っているとのことで、「今度、上映会をしたいですね~」と、これまた盛り上がりました。



そのあと、こちらも偶然にその頃、紹介していただき、京橋での仕事帰りに、そこで働いていた友達の変わりに、たまにお手伝いに行っていた卯波 へ。


俳人・故鈴木真砂女さんのお店とで、本やドラマにもなっています。


今は孫の宗男さんがついで、場所も立ち退きに居会い、昭和の名残のお店はなくなってしまいましたが、その前に立った新しいビルの地下で今年の2月から再開しています。


私が畑で採れた野菜を持っていったら、早速カブを焼いてくれました。



焼いたカブは初めて食べましたが、甘くて、おいしい~。


その他の料理も絶妙なおいしさです。



自家製厚揚げ、蜆のにんにく醤油漬け、新じゃがの揚げ煮、カツオとサバのお刺身、


あまりのおいしさに写真を撮り忘れ、唯一の写真は突き出しに出たクワイの素揚げ。




kurodaが行く


野菜料理がとっても上手で、どれも感動の声をあげてしまいます。


今年畑で出来すぎた野菜たちを何度か、お店でも使ってもらいました。


黒田農園の野菜、すごいよ~」と昨日も言ってもらえ、最高のご褒美でした!


なんだか懐かしい時間を年末に過ごし、新年に向けて、気持ちもリフレッシュできました。

人と人との縁が、人生を豊かにしてくれます。


そのことに感謝しながら、今年1年、新たな縁ができた方たちとも、



心が通いあうように、誠意をもって、お付き合いできたらな~と思います。



そうすることで、また人の輪が、運命の輪となって、スパイラルしていくのいかな~と。




30代になりたてのあの頃の気持ちを思い出しながら、来年もまっすぐに進んでいくのみだな~と決意を新たにしました。



blogに遊びに来ていただく方たちの来年にも素敵な出会いがたくさんありますように!


良いお年を!


では、来年また、お会いしましょう~!