久しぶりにゆっくりDVDを見た。
「60歳のラブレター」
60歳は、ものすごーく遠い未来・・・と思っていたけど、意外にそうでもなく、
今の生き方が60歳の時に反映されるんだな・・・、などと当たり前だのことを感じる。
人の一生は、差引ゼロというか、いいことばかりでも、悪いことばかりでもない・・・、と思う。
帳尻が合うというのは、まさに人生のことだ・・・。
だから非感しすぎることもなく、舞い上がりすぎることもなく、
悪い時には、そのうち良いことがあると思い、良いことが続けば、
少しぐらい悪いことがあっても仕方がない・・・と思える。
お盆に見る映画としては、是枝監督の「歩いても、歩いても」もおススメ。
これも夫婦、家族の物語。
どこにでもある平凡な家族の夏の1日が描かれている。
トウモロコシやスイカや夏のシーンがいっぱい出てきて、日本の風景も満喫できる。
こちらにもお墓参りをするシーンが。
今年は帰省もせず、墓参りにも行けないけど、心の中で手を合わせてみる。
祖先があって、私があって、またその命はつながっているのだから・・・。
いいとか、悪いとかではなく、そういうもんなんだ。
こんな風に静かに過ごす夏も、たまには、いいもんだね。