去年の6月から、参加していたソトコトの「エコビジネス塾」。
そこで私たちのグループが掲げたコンセプトが、「東京から自給率を上げる チーム+10%」。
人口密度の多い、東京の食料自給率が1%とういことに驚いて、つけたタイトルです。
東京に住む人たちが、全国の生産量を「食べつくしているだけって、どうなの?」って疑問と、「このままでいいの?」 という気持ちから生まれたもの。
昨今の農業ブームで、農業体験や週末農業は大流行になったし、メディアでもあちこちで紹介されてはきました。
これが定着すれば、世の中はずいぶん変わるのかな~と思っています。
私も昨年から、援農をはじめ、食と生活を足元から結ぶことの大切さを実感していますが、さらに身近にするためには、家庭菜園、ベランダ菜園がいいな~と思っています。
今では、自然農法家のプロであるミセスハーブも、もともとは家庭菜園からのスタート。だんなさんからは、「ギネス級の家庭菜園」と言われたように、家庭菜園がどんどん大きくなって、本物の農家になっちゃった人です。
仕事の捉え方は、人それぞれだけど、大きな収益を生むということに重きを置く人もいるけれど、私は、新たな分野を開拓していく人に、尊敬の念を抱いてしまいます。なんたって、パイオニアですから~。
薬代わりに常備したいアロエ(ミセスハーブからいただいたもの!)、イタリアンに欠かせないバジル、イタパセ(狭山の地主さんからもらったもの!)、トマトは、畑のトマトのわき芽を取ったときのもの。ちゃんと根付きました。花もつき始め・・・。
さらに、ちょっと出遅れましたが、ゴーヤ、オクラなどを種撒きし、ほうれん草と小松菜の種も買ってきました。
基本の野菜は、体験農園でたくさん取れるので、ベランダ菜園は、自分の好きなものと、実験場。
追肥に大豆の煮汁を発酵させたものや、虫避けに乳酸菌と米のとぎ汁を発酵させたものを撒いてみたり。
3種のトマト苗が植わっています。どんな感じになるのかな~。ここにバジルを植えると、コンパニオンプランツになって、害虫予防になるそう。
まだまだ撒きたいハーブもたくさん。
通常は4,5月にやっている作業だけど、今年は、寒かったし、陽射しも弱かったので、遅ればせながら6月スタートです。
ホームセンターにもいろいろな苗がずらり・・・で、菜園ブームを感じますね。
苗が出来たら、近所の人にも配ろうと思っています。
初心者はやはり苗から育てたほうが楽ですからね~。
序々に菜園ファンを増やすこと、名づけて菜エニスト(菜園とサイエンスをかけています)たちが増えれば、野菜やハーブを通して、コミュニケーションが生まれるし、物々交換も始まります。
コミュニティの活性化にも役立ちます。
マンションなどの共有スペースに畑を作ろうという動きも増えているとか。
屋上菜園も増えています。
この菜エニストの活動では、やりたいことがまだまだたくさん。
去年は、農水省や自治体、関連団体のリサーチ、マルシェ、マーケットなどを実際見てきましたが、今年は、いよいよ実行年です。
一緒に菜エニストを広めていきましょう!