以前、息子のクラスに不登校の子どもがいるって書いたのですが、
なんと、先週から、その子が登校できるようになりました。
息子は、その1週間前ぐらいから、「○月○日に来るんだよ!」って
とても心待ちにしていました。
その1日前、保護者会があり、そこで、担任の先生からも、
「明日、うまくいけば、○○君が学校に来てくれることになります」と伝えてくれ・・・。
この先生が、本当に素敵。
週に2~3度、○に点を描いただけのイラストで、クラスの様子や子どもたちの言葉を
漫画風に書いて、配ってくれる。
保護者はそれを結構、いやかなり楽しみにしています。
ユーモアのセンスもあるし、クラスに問題が起きても、誰を責めるでもなく、事象だけを的確にとらえ、
保護者に説明してくれたり。
「なんかね~、そういうことがあると、ちょっと悲しくなっちゃったり、するんです~。大人の前とね、表の顔と裏の顔使い分ける、みたいな。そんな瞬間みちゃうと~」とか「わざと、仲間外れにしている様子をみるとね、もっとコミュニケーション力とか、つけさせないとな~と思っちゃうんです~」みたいな、すごく大事なことを、ひらたい言葉で、
共感させてくれます。
だからね、子どもたちにもきっとね、不登校のつらさとか、いっぱい話してくれてたみたいで。
子どもたちは、今、一生懸命彼が学校になじめるように、一丸となっているそう。
クラスで遊ぶ時も、まず、「○○君がやりたいことを優先させたい~」とか言っちゃうらしいです。
うちの息子も彼が来た時、「4年生になって、はじめてクラス全員がそろった日なんだよ!」って
めちゃめちゃ嬉しそうに報告してくれたし。
そういう心を育ててくれたんだ~と思うと、先生に本当に感謝!です。
子どもたちは、素直なので、いい連鎖も悪い連鎖もすぐ伝わります。
だからこそ、いい連鎖が生まれれば、それはものすごい力となります。
自分のことばかり優先させる大人が多い中で、人のことなど構ってられないという時代で、
それでも、子どもたちは、ちゃんと育っています。
今、クラスが一丸となって、彼が学校に来られることを自分のことのように考えている姿に涙しちゃいます!
人のパワーってこういうところにこそ、発揮されるべきでしょう。
生きるということは、こういうことだと思います。
生かし、生かされ。
うちの息子たちのクラスは、ものすごくたくさんの愛を先生からもらっているのだと思います。
だから、愛をいっぱい与えようとするのだな~と。
久々にうれしい出来事でした!