今日は、続けざまに長いblogを書いてしまいます。よほど暇なのか。
でも思うままに書き続けられるって、気持ちいい。私にとって、一番の癒し作業なのかなと思います~。
さて、
昨日会った友人に言われた一言に、とってもドキリとさせらた言葉。
「私たちの世代って、いつもいっぱい与えてもらってきたでしょ。だからこれからは与えることに時間を費やすべきかな~って」。
介護に興味を持っているという彼女から言われた言葉。子育ても一段落し、専業主婦から、仕事をはじめようとしている彼女。
アラフォーに向けたコミュニティを作りたい…というブレストの中で、彼女から出た言葉・・・。
もうそろそろアラフォーという言葉も賞味期限切れの感。
マスコミがわかりやすくこの世代をくくるために作った言葉。
でもひとくくりにできるかといえば、40歳以上はバブル世代だし、39歳以下はバブル崩壊後。
時代も価値観も大きく変わった世代なんだよね~。
そんなことを考えながら、検索していたら出てきた。
新書「満足できない女たち アラフォーは何を求めているのか」 田中亜紀子著
まさにこれは、40歳以上のアラフォーを指している本。書評などを読むに、どこまでいっても自分探し、自己実現を求めて、頑張る、エネルギーあふれた女性たちを取材したり、総括したりしている本らしい。
これを良しとするも、悪しとするも人それぞれですが、
この貪欲さが讃えられてきたのがバブル時代で、この貪欲さを自己中心的とみるのが今の時代なのかな~と思います。
「どれだけ、自分探ししているの?」という言葉は、それを表しているのかな?
私も、38歳の友人に、「私たちはバブルがはじけて、身の丈の生活を知った世代。だからいつも上を見て、頑張ろうとか、自分を鼓舞するとかは、何か違和感を覚えるんだよね」と。
そうなんだろうな~と思う。でもちょっとだけ、40歳以上のアラフォーをフォローしようと思うと、私を含め、頑張ってきた世代がいたからこそ、ここまで男女平等と自由に選択できる時代になったんだよね~と思う。
「恋か仕事か」「結婚か仕事か」と常に悩みながら、突っ走ってきた世代がいたからこそ、
「恋も仕事も」「子育ても仕事も」と言える時代に少しずつ近づいてきたんだと思う。
だから、アラフォーの彼女たちだって、ようやく結婚したり、出産したり、それを目指せるようになったり・・・しているんだと思う。
最初から、両方欲しいといえる時代だったら、こんなに頑張らなくてもよかったのかもね。
私の周りにいる独身の友達が、男性社会で戦って、頑張ってきたのを知っているし、結婚や出産で仕事を諦めた人も知っているし、どっちも一生懸命頑張ってきたから、どっちも認めたい。
結局、アラフォ―世代を括るのは難しいよね~という結論に終わった昨日のブレスト。
当たり前だよね、十人十色、それぞれの人生がある。
だけど、いわゆる大手マスコミのような、消費だけで括る、煽る雑誌もそろそろどうなんだろう~って思う。
今朝の新聞でも出生率のことを大きく取り上げていたが、芸能人が30代で出産する人が増え、その影響で、出生率も少し上がったというが・・・、そんなに単純なものじゃない。
男性と同等に、それ以上に働くことを求められてきたのに、出産という母性全開で取り組む出来事に、今までの生き方との間で揺れ動かないわけがない。そんなに単純じゃないでしょう~、人間の精神構造って。
さらにいえば、出産リミットを前に揺れ動く・・・。
揺れ動くのは、いつも、女性だ。
だからこそ、恋人や夫となる人は、追い詰めないでほしい。ステレオタイプで物を判断しないでほしい。
「がんばってるな~」と素直に認めてあげてほしい。
それだけで、少し、肩の力が抜けるから。
私は、たぶん、そんな中でもとっても恵まれていて、そんな人たちに囲まれてきたんだろうな~と思う。
「頑張ってるよね~」って男性からも女性からも言ってもらえたんだろう。だから両方手にすることができた。
一人で、頑張ってきたと思ったけど、違うのだ。今まで周囲の声に助けてもらいながらここまでやってこれたのだな~と。
だからこそ、結婚してるとか、してないとか、子どもがいるとか、いないとかではなく、
同世代を生き抜いてきたものとして、「頑張ったよね~、みんな」と応援できる何かがあればな~と思う。
それを読んで、また、明日からがんばろうと思えるような、
私もまんざら捨てたもんじゃないと思えるような、
愛にあふれた読み物を作れたら、いいな~と思ったりしています。