久々のオフは家の掃除やら、自転車乗りやら、食事づくりやら、ブログ書きやら、
仕事モードのときとは、違う頭の使い方でリフレッシュ。
さてさて、2週間弱にわたる取材で感じたのは、
日本という国は本当に外国人にとって、不思議な国だということ。
今回、金融危機に日本がどう対処しているか~というのもチェコTVの関心事の一つだったんだけど、
依頼する企業、企業は完全シャットアウト。
「今、このような時期にお話はできません」やら「このタイミングで役員たちの調整が無理」など、
マイナスモード全開でした。
最初は、私も、この時期、企業にとってはPRにならないよな~などと思っていましたが、
政府が金融対策を発表し、エコカー減税なども発表したんだから、ちょっとは前向きに
答えられるんじゃない~と思ったけど、無理。それでも一言コメントが欲しいと、
1時間、粘りに粘って、なんとか当たり障りのないコメントをいただきました。
企業取材に行って、座り込みしたのは初めて。
TV局のスタッフもなぜ、この程度のことを答えられないのか、
取材できない・・・ということ自体が信じられない!そうです。
タイミングもあるんだろうけど、どうも日本の企業の広報って、クレーム対応に追われることが多いからか
PRを打って出るというのが下手な気がする。
すべてが後手後手だし、結局、たたかれたらどうしようとマイナスシンキングでいっぱい。
さらに、日本の取材規制の多さにも辟易。
最初は、せっかく受けてくれた広報の人に迷惑かけちゃ・・・と思って、
TVチームにダメだしばかりしていたけど、ここまで撮影許可にうるさい日本ってどうなんだろう?
その一方で、オリンピック招致で、どんどんPRしたいと言ってみたり。
これじゃ、世界相手には…無理かも、と思ってしまいました。
開くのか、閉じるのか、どっちなのよ? 日本!
なんだか最近の優柔不断な男子の姿とタブってしまいました。