私の友人には占い師がいるし、もともと10代の頃から、占いにはまっていたので、

私は自分で言うのもなんだけど、かなりの占い通。といっても占いに通いまくるのとはちと、違って、

占う時期のポイントや占い師の選別、占いと自分の直観力の接点を見つけることに優れている・・・。


その辺の勘の良さは、占い師の友人にもほめられるんだけど~。


ここ最近、煮つまり気味で、友人のオリジナルカードで占ってもらったり、自分でやってみたり、

エンジェルカードを引いてみたり、おみくじを引いてみたり、錯乱状態。


こういう時って、自分の占いにおける読解力が低下しているから、占ってもらっても、仕方ないんだな~。


よく占いをはしごしてしまう人がいるけれど、あれは、結局のところ、自分の中の読解力が低下しているため、正しいジャッジができないんだよね。占い師のいうことを曲解しちゃったり、自分に都合のいいように解釈しちゃったり・・・。


ここ最近、家庭生活にかなりの亀裂が入っている私は、もう耐えられない~と爆発を繰り返している・・・。そんな私に救いの手を差し伸べるかのように、なんと、ヤフーに「離婚したら再婚のチャンスはありますか?」って、そんな具体的なタロット占いがあり、飛びついてしまった。そんな自分が笑える・・・。


パソコンがシャッフルするなんて、信じられないと思う方もいるが、先ほど言ったように、占いはあくまで

その時、書かれている(言われている)ことの中に何かしらのヒントを見つけられればいいのだ。


で、結果はといえば、再婚のチャンスは、「敵対」のカードが出て、今離婚しても再婚できる可能性は低い。出会いがあっても交際に発展した場合、反発しあう関係に。あなたを幸せにしてくれる再婚相手にめぐり合えそうにありません。


問題の核心「あなたの問いを見直すカード」には、「前に進むことだけが幸せではない」「今結婚生活に不満を抱いているなら、どこでつまづいてしまったのか、振り返っておく必要があるのです。そうすれば、結果的に離婚という道を選ぶことになっても、二度と同じ過ちを犯さずにすむでしょう」


うーん、当たり前ともいわれそうだが、私にはかなり効いたアドバイス。結婚なんて、そもそもそんなもの。恋愛のような瞬発力で勝負できるものではなく、持続力、協調性、バランス、精神修行・・・なんだからさ~。
原因をしっかり見極めて、冷静に振り返ることができなければ、同じ過ちを繰り返しかねないって。一応、長い付き合いになるんだしね・・・。だいたい、「となりの芝生は青い」けど、どこの夫婦だって、何らかの問題を抱えているし、要は、そのどこに耐えられて、どこに耐えられないか、忍耐力の問題なのだ~。

ヒートアップしていた私の頭も少しは整理され、ちょっとは現実に舞い戻ってきたかのよう・・・。

結局占いって、自分の心の整理をするための道具の一つ~。だから映画でも、本でも、寺めぐりでも写経でも何でもいいんだよね、結局のところ。

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」。実はこの言葉には続きがあって、「先へ行って、振り返って、その苦労が笑い話にできるよう努力しろ」ってことなんだそうです。「苦労は自分の努力で乗り越えなければ、笑えない」。

深い! 今回の取材で聞いた歌丸師匠の言葉に、またまた人生の指針を一つもらったような気がしています。