夏休みの終わりが近づくにつれ、実は、憂鬱になる出来事が・・・。
まだ、息子の自由工作が終わっていないのだ。
子どもの頃から、図工は大の苦手、家庭科は、あまりの不器用さ
に母、妹が代わりに作っていたというならず者。
母は今も自宅でデコパージュを教えるほどの手芸好き、
妹は毎年毎年、子どもと一緒に様々な工作を作り出し、賞をもらうほど・・・。
私にはそういったDNAのかけらもない。毎年、苦心の自由工作である。
本当は、子どもの宿題なんだから、親がアイディアを出すなんて、
おかしいんだけど、私のDNAをしっかり受け継いでいる息子は、
まったくの図工オンチ。ネットで調べながら、難しくなく、簡単そうなテーマを選んでみた。
が、果たして、できるのだろうか・・・、息子に。
一段落するも、束の間。娘に強くせがまれているエコクラフトのかごバッグ。近所のママたちの間で流行っているのだが、私と違って、器用なママたちは、この夏も素敵なかごバッグを作っている。
これが原形。古紙からこよりを作り、それを貼りあわせて作られたリサイクル素材。
環境にもやさしく、簡単にいろいろなものが作れちゃうのが人気の秘訣らしい。
が、ただの紙テープがどうやって立体になるのか、まったく想像できない私。
編み方などが書かれているが、手芸嫌いのコンプレックスがたたって、
こういうものを見るだけで、吐き気や頭痛がしてきちゃう・・・。
脳が完全に萎縮している。
子どもにせがまれるものの、なかなか作らない(作れない)私のために、
ママ友がいらなくなったかごをくれた。
なんという美しさ。買ったと見まがうほどの完璧ぶり。
「やり始めたら、簡単よ。単純作業だから」
といわれるが、集中力はあれど、こういう几帳面な
器用さを持ち合わせない私、トホホ・・・。
しかし、娘は今年こそ、近所の友達のように
かばんを作ると張り切っている。
もともとあてにはされていないが、
あまりに娘からばかにされるのも癪に触り、
とりあえず、一番簡単な箱に挑戦してみた。
それでも2時間、緊張の連続・・・。自分ではかなりの力作。
しかし、娘には、出来上がりを見せても、「あーがんばったね~」の
一言で片付けられたけど。
ま~、娘も自分で作ることで、もの作りの大変さ、
もののありがたさを知ってくれればいい。
それにしても、手仕事は大変。
この大変さを知るにつけ、やっぱりフェアトレードは
大事だと改めて思う。
フェアトレードに関しては、以前、サフィア・サミーさんが代表を務める
ピープルツリー を取材させてもらったが、彼女の努力の成果もあり、
日本でもだいぶ認知されてきた。
日本の商品は今やほとんどが、アジア製品。
そこでは、貧困にあえぎ、生活費にもならないような工賃で
働いている人たちがいる。
伝統工芸という手技を持っていながら、
生活さえ成り立たない賃金体系なんて、
やっぱりあってはいけないシステム。
その商品を当たり前に流通させてはいけないな~と思う。
搾取するばかりでなく、きちんと対価を払うフェアトレード。
エコクラフトもこういうったことへの
気づきにになれば、なおいいと思う。
元気の源part2
疲労気味の身体を食物で浄化! グリーン野菜の天ぷらです。
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来年は自分の家でゴーヤ育てたい!
食卓にもグリーンエコ!