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突然ですが、ちょこっと、ご報告。
実は先週、父が入院
してしまいました。
普段はなんの不自由もなく、自立した生活をしていた父ですが、
今回の入院はまったく突如のことで、本人が1番ビックリしています。

病名は聞きなれない「マロリーワルス症候群」
激しい嘔吐を繰り返したため、
胃の入り口部または食道が裂傷してしまう病気です。
患者の多くは男性だといいます。
健康な人でも、二日酔い
などでも起き得る病気ですので、思い当たる経験をお持ちの方は・・十分ご注意くださいね。
胃痛を訴え、嘔吐していたので、
金曜日、ちょうど仕事が休みだったワタシは、
車を走らせ病院へ連れて行きました。
ちょっと痛み止めを一本打ってもらうつもり・・
程度に考え、自分の足で歩いて病院に向かった父。
しかし、検査を待っている間に、2度ほど吐血し、
緊急入院となってしまったんです。
なにせ高齢ですし、とにかく医者嫌いな上、吐血のショックもあって、
「入院なんてしない!家に帰るんだ!!」
と激しく抵抗しました。
傷が癒えるまでは絶食なので、静脈カテーテルを入れ、高濃度栄養の点滴。
出血具合では、輸血も行われました。
トイレに行くことも許されず、
まさに全身、様々な管に繋がれ、
絶対安静が必要なのに暴れる父は、手足の自由さえも奪われました。
24時間、なにも飲まず食わず、
白い病室の天井ばかり眺めていたら、
健康な若い人だって、頭がおかしくなってしまいます。
意識はあるので、会話はできますが、入院から5日目、
わけの分からない独り言を言ったり、
会話の内容が、どうも、昔を生きているようになってしまいました。
母は、父がすっかり呆けてしまったと、
随分ショックを受けました。
ワタシはベッドの横で、父のか細いつぶやきに、根気強く耳を傾けました。
どうやら父は、戦後の混乱期を生きているようです。
あるいは、今の政府を不甲斐なく思っており、
「将来のにっぽん」を、とても心配してる様子です。
「仲間がたくさん死んだのに、みんな自分のことばーっかり考えて、
勝手なことばーっかりしてやがる。。。
これではニッポンはダメになってしまうんだ・・。」
「じっちゃん。心配しなくてもいいよ。
じっちゃんたちが一生懸命働いてくれたから、ニッポンは豊かになったんだよ。」
「ワシらの年金だって、みーんな勝手に使ってしまいよって・・。」
「そうだよねー(笑)。これからのニッポンをよくするためには、
ワタシら若い者が、じっちゃんたちみたいに、しっかり働かなきゃいけないね。」
「そりゃ、そうに決まっとる!
・・・おい! オマエんちの父ちゃん(うちの夫)は今日はどうした?」
「うちの○○さん(夫)は、今日も会社に行って一生懸命働いてるよ。」
なんて会話をしているうちに、だんだん戻って
きてくれました。でもまた暗く、長い夜を過ごしていると、
寂しくて、辛くて、苦しくて、
おしゃべりがしたくて仕方ないのでしょう。
だからワタシは、
明日も病院へ参ります・・。