三日坊主と呼ばれても。 -128ページ目

三日坊主と呼ばれても。

いろんなことにチャレンジ!

ワタシの母は、今年79歳、傘寿を迎えました。

数年前から、「物忘れ」がひどくなり、
家族としては、なにかと心配は募ります。。 ガーン

それでも、
掃除洗濯の一切を担っている83歳の父と
買い物と食事を担当する母とふたり、
ときどきケンカをしつつも、睦ましく、
自立した生活を続けています。

自転車で、5分の距離に両親は住んでいます。
たまに様子を見に行くと、
この前ワタシが言ったことはすっかり忘れており、
自分は相変わらず、同じ話を繰り返しています。

そんな時、唐突に
「そういえば、この前のミシン教室で作った服、アンタ着ない??」
といいました。

ワタシ「??? ミシン教室って、なに??」

ハハ「あたし、ミシン教室行ってんのー。週一回。言わなかったっけ?」

ワタシ「知らないよー!!いつから?」

ハハ「今年の春?6月に足を怪我して2ヶ月休んだでしょう・・で、9月からまた行ってんの。」


ビックリ、です。叫び

母は昔から、お裁縫は得意でした。

体が小さいので、既製品もよく、袖や襟ぐりをチャチャと直して着ています。
ミシンも持ってはいましたが、
お教室に通うにあたり、
洋裁を仕事にしているような人が使う「ロックミシン」を購入したというのです。

まさか、悪徳商法にでも騙されたんじゃないかあせるあせると心配しましたが、
どうもそういったものではなさそうです。


「ロックミシン」は、裁縫をやるワタシにとっても、憧れのミシンです。
でもまさか、母が買ってまでやりたいと思っていたなんて、知りませんでした。

ロックミシンは、上糸だけでも四本もセットしなければならず、

母は笑いながら
「何度教えてもらってもね~覚えらんないの~。へへへ。」


「だからね、お教室のミシンを使って、先生に教えてもらいながら作るんだよぉ。
おうちのミシンは1回も使ったことないのぉ。
ワタシが死んだら、あんたにあげるからね~。えっへっへ。」


(えっへっへ・・じゃないし・・。)

「・・んで、どんなもん作ってるの?」


正直、80になろうとしている人が、
ちゃんと外に着て行けるものが作れるなんて・・思ってはいませんでした。


「・・ちょっと待ってよぉ。どこにしまったかなぁ・・。」

「・・・」

「いっぱいあるんだけど、自分じゃぜんぜん着ないから・・。」

「・・・」



狭い家の、あちこちの引き出しをあけては、大騒ぎです。
毎日、毎日、
「あれはどこにしまったんだっけ???」を繰り返す日々。


「・・・。あったビックリマークあったビックリマークビックリマーク

端切れとともに、出てくる、出てくる・・。
ゆうに10着以上はあったでしょうか。

自分じゃ着ないそうです。

かぶりものは嫌だとか、
年寄りなのに赤いのなんて・・とか言って。

初級者だから、自分であれこれ好きなようには作れるわけじゃなく、
先生が裁ってくれた布と、決まったパターンで、作るだけ。
作品は一日でだいたい完成するそうです。

それでも、大きめに裁ってもらったという何着か、
ワタシにも着られそうなものを試着してみました。

「あら、アンタにいいじゃないひらめき電球持って行きなさい。」
と嬉しそうです ニコニコ

縫い目もきちんと真っ直ぐで、既製品と見紛うほどです。

人間、いくつになっても遅すぎるということはないのですね音譜

<母の作品>
赤いカットソーと、ボレロ
$三日坊主と呼ばれても。

緑のボトルネックと、グレーのアウター
$三日坊主と呼ばれても。

まだボタンをつけてない・・ジャケット
$三日坊主と呼ばれても。


さだまさし「おもひで泥棒」







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