「かんしゃく クールダウン」で検索されてる方が

このブログにたくさんたどり着いているようなので、

(毎日この記事へのアクセスがすごい↓)

 

 

ちょっとまとめ直しておきます!!

(長女的?責任感発動!)

 

 

私は専門家でもなんでもないですが、

「HSC気味エネルギー多め女子の癇癪に5年間付き合ってきた」記録と思って見ていただければ。

 

 

 

まずは対応のコツ3つ!

 

 

対応①

かんしゃくが始まったら、安全を確保。しばらくエネルギーの発散を見守る。

 

かんしゃくは一度始まってしまうとすぐには止まりません。

止まるためにはエネルギーが発散される必要があります。

なので、無理に止めるのではなく、安全に起こさせる。

頭を打たないよう、ものを投げて壊されないよう、ささっと環境を整えます!

 

うちの子の場合はどうしても物に当たってしまうので、

どうしても壊されたくないものを遠ざけますびっくり

 

やってはいけないのが、

かんしゃく中に

「物に当たっちゃダメでしょ!」など説教すること。

 

かんしゃく中の説教は火に油を注ぐだけです。

機嫌が悪くない時に、

「○○ちゃんがドア蹴ると、こわれちゃうかも、って心配になるんだ」など

こちらの気持ちを伝えてあげてください。

 

すぐには効かなくても、少〜しずつ変化していきます。

 

 

 

対応②

歌を歌いながらこっちのやることを淡々と続ける。

 

これはこの本に書いてあったやり方です!

 

 

 

 

歌を歌うって斬新に聞こえますが、

こうすることによって

「癇癪を起こしているあなたも受け入れているよ、でもママはそれによって行動を変えることはないよ。」

というメッセージを伝えられます。

 

 

かんしゃくを起こした時、

激しく怒られたり

別室に閉じ込められたりすると、

「自分は良い子の部分しか好きになってもらえない」という思い込みにつながります。

「条件付き愛情」というやつです。

 

少し大きくなると親の前で良い子を演じるようになってしまい、

それはそれで生きづらさにつながるんじゃないかな・・(私の経験)

 

かんしゃく中に親が動じない姿を見せることで

どんな自分でもOKなんだ、と思えるようになります。

 

また、逆にかんしゃくを起こした時に

言うことを聞いてしまうと、

かんしゃくが癖になる可能性があるので、それもNG。

 

あくまで「かんしゃくに動じない」姿を見せるのが大事です。

無視するのではなく、見守っているよ、という感じ。

 

ただ、この歌作戦、違う記事でも書きましたが

4歳半くらいになると拒否されました。笑

2、3歳くらいまでが良いのかもしれません。

ということで、今の対応はこちら↓

 

 

対応③

「能動的な聞き方」(by 親業)をする。

 

癇癪を起こしている時は、正直何を言っても無駄です。

 

ですが、「自分の気持ちを理解してもらっている」と思えると

割と早く収拾するので、かんしゃくちゃんには是非おすすめの方法。

 

能動的な聞き方の基本は、

「相手の気持ちを言い換えて返す」です。

 

例えば、

「おにいちゃんが先にテレビ付けたのがくやしかったんだね、○○ちゃんが付けたかったのにね」

「パパが早くしてって言ったのがすごく嫌だったんだね。○○ちゃんはゆっくり準備したいと思ってたのにね」

 

などです。

まあこれを言ったとしてもすぐには収まりません。

やっぱりエネルギーの放出には多少時間がかかるので。

 

でも、かんしゃく中にかける言葉としては

「私はあなたに寄り添いたいよ」というメッセージを含むものがいいと思います。

 

「このお洋服かわいいじゃない!」など、

関係ない話をして気をそらそうとするのは

かんしゃく中はあまり効果ないです。

むしろ自分の気持ちを軽視されたと感じてかんしゃくが長引くように思います。

 

 

具体的な対応は以上です。

まとめると、癇癪が始まってしまったら

 

1.安全を確保して癇癪を見守る(止めようとしない)

 

2.歌を歌いながらこちらはこちらの生活をする(4歳くらいまでにおすすめ)

 

3.子供の気持ちを汲み取り、言葉にして返してあげる(何歳でもおすすめ)

 

 

 

 

次に、親が楽になるためにオススメのことを書いておきます!

 

 

やるといいこと①

かんしゃくのメカニズムや理由を理解しておく。

 

かんしゃくって、逃げられない身としては

ほんと〜〜〜〜〜にしんどくて、

なんでこんなに困らせるのよ!!?(このメンヘラ〜〜!)と思ってしまうことも正直多々あります、、

 

でも「どうしてかんしゃくに至るのか?」ということを知っておくと、

これも成長の過程なんだなあ、

この対応があとで身を結ぶはずだ、がんばれ自分・・!

と思えます。

 

上記の本『子どものいやに困った時に読む本』は本当におすすめ!!

 

かんしゃくが好きになった、とまでは言いませんが、笑

愛おしくはなりました。(自分に余裕がある時限定ですが!)

 

 

 

 

やるといいこと②

大きな水風船をイメージ。

 

①と似ていますが、かんしゃくが起こる仕組みについてイメージを持っておくということです。

 

うちのかんしゃくちゃんはHSC(繊細タイプ)なので、

ちょっとしたことで傷つきます。

(「かんしゃくちゃん=HSC」ではないと思うのですが、けっこう当てはまるんじゃないかな・・)

 

しかも、エネルギーがめちゃ大きいんです。

このエネルギーというのは体力的なエネルギーも含みますが、

精神エネルギーというか、感情が豊かすぎると感じています。

 

うまくエネルギーの発散方法を身に着けておかないと

困ったことになるタイプだと思っています。

(なので、運動系や芸術系の習い事を多めにやって発散してもらっています)

 

 

あまり丈夫でない風船なのに、

水がパンパンに入っている。

そして、ちょっとした刺激で破れて水が溢れ出てしまう。

 

 

かんしゃくが起こるプロセスについて

私はこんなイメージを持っています🎈

 

そうすると、途中で止めるなんて無理だと受け止められるし、

全部出ちゃうまで待とう、と落ち着いて見守れるんですよね。

 

 

この「パンパンの破れやすい水風船」

自分で言うのもなんですが

かんしゃくちゃんにピッタリのイメージだと思います〜!

 

丈夫な風船の子もいるでしょうし、

お水があんまり入らない子もいると思います。

そういう子はいわゆる「育てやすい子」の部類なのかな、と。

(かんしゃくに関しては)

 

私は「どうしてうちの子は育てやすい子じゃないんだろう、、」

と思っていたことがありました。

正直、今でも時々思いますぼけー

周りからみたら良い子。だけど家では毎日爆発。こっちも疲れるよ・・・と。

 

でも、

このエネルギー持て余し気味の我が子は、

エネルギーの発散方法さえ見つけられれば

めちゃくちゃ豊かな人生を歩めるはず。

 

そんな人生を願って信じて、

親である私はできるだけ上手く見守るのみ、です。

 

 

以上!長くなりましたが

現在5歳のかんしゃく娘ちゃん(HSC)への対応でした!

かんしゃく対応は本当〜〜〜に修行・・・

私、娘が生まれてから人間的にめちゃ成長したと思います爆  笑